我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

書評その2 神との友情 下 ニール・ドナルド・ウォルシュ著

やっとの事で読み終わりました。とても難しくてなかなか進まず、あまり理解できなかったのが残念でした。正直言ってこの本はあまり人にお勧めはしません。

神との対話1巻~3巻を読んで、この内容は凄い!と思ってシリーズ物を読み始めました。(神との対話全三巻は凄く分かりやすいのでお勧めします!)

「神のと友情」の上巻、「神とひとつになること」も読みましたが、「神との対話」全三巻に比べると難しく感じました。

著者が神と文通を始めた頃は、まだ理性的で常識人のジャーナリストという雰囲気が強かったのですが、この「神との友情」を書く頃になると、もはや神と理解し合っていて、ついていくのはかなりキツかったです。

初期の頃は一般読者の疑問を代弁して、神に掘り下げる質問をして神から分かりやすい表現を引き出してくれていたのですが、この本では、神が使う抽象的で難しい内容をそのまま理解してしまっているのです。

初期の頃は神の言葉を伝えるメッセンジャーという感じでしたが、もはや彼はマスターというレベルになったしまったのでしょうね。

この本を読んで理解できる人は多分、この本を読む必要がないほど宇宙の事を理解している人ではないかと思いました。

正直僕の今のレベルでは理解できないような抽象的な話が多かったです。

また何年か後に読み直してみようと思っています。

この本で分かりやすかった部分は著者の苦労話でした。交通事故で首を痛めて職を失ってホームレスになったり、キャンプ場でテント暮らしをしたりという話は興味深かったです。

著者は若い頃からかなりモテていたようで、しょっちゅう複数人と付き合い、結婚と離婚を4~5回しています。何か激しい修行をしてきたわけでもなく、修道士のような禁欲生活をしてきたわけでもない、むしろ普通の人よりも乱れた男女関係を繰り返してきたような人でも神とここまで深い対話ができるようになったと言うのには希望を感じました。