我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

読書その3 読書に関する現時点での見解

「最高の読書」というのはどういう読書なんでしょうか?

それはやっぱり最高の本に出会って、最高な感情を感じる事だと思います。

最高の本に出会うためにはインスピレーションの受信感度を最高にしておくことが大事なので、まず最初に読むべき本はインスピレーションの受信感度を最高にしておくために役立つ本だという気がします。

そういう事もあって、僕は神とか宇宙とかに関する本、いわゆるスピリチュアル系の本を重点的に読んでいる気がします。その選択は間違っていなかったと思います。

 

しかし、僕はまだまだインスピレーションの感度があまりいいとは言えません。チャネリング能力もないですし、神とも対話できてません。人生も袋小路に迷い込み、未だに金持ちになれず貧困道を驀進しています。

 

そんな僕ですから本の選択を間違ってしまう事の方が多いと見て間違いありません。

ですから、間違った本を選択する可能性が高いという前提で読み始めて行く方がいいと思いました。

そんなわけで、思いついた方法は、最初の30ページ位を読んでみて、詰まらなかったり面白くなかったらそこで読むのを止めるという事にしました。

本当に面白い本、本当に自分にとって必要な本であるならば、最初の30ページでぐいぐい引き込まれるに違いありません。

最初の30ページで引き込まれなかった本というのは、今の自分にとっては必要ではなかったと見て間違いないと思います。

30ページしか読まなかった本の書評を書くかどうか、書評を書けるかどうかは分かりません。その本次第だと思います。

この考え方はある人の教えの応用です。

僕がセミナージプシー(セミナーやワークショップに行きまくる人)をやっていた頃、初めて参加した超高額ワークショップで学んだ事があります。(確か3泊4日で15万円位)

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鴨野葱也さん。鴨は生け捕りにされ、殺され、食べられる… (出典:いらすとや)

それは、映画を見始めて面白くなかったら途中で席を立って帰るべきだという話でした。僕は初めて聞いた時、途中で見るのを止めたらお金が勿体無いじゃないかと思いました。

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面白くない映画は最後まで見る必要はない鴨…   (出典:いらすとや)

確かにお金も勿体無いけれど、見る時間も勿体無いという事に気付きました。くだらない映画だと気付いたら、失う物をお金だけに留めて、失う時間を最小限にする事ができたらそれは勇気ある損切りだという事が分かりました。

そのワークショップは9年も前に参加した物なのに今でも覚えている教えや実行している内容があり、ボッタクリ価格のような気もしますが悪くない経験だったなと思います。テレビなんか捨てた方が良い、テレビは見るもんじゃない、出る(出演する)もんだという過激な話(テレビを見ても洗脳されるだけだから見るのは止めて、自分や自社商品のマーケティングのためにテレビに出演するのはいいという内容)は今でも心に残っていて、ワークショップから帰ってきてすぐにテレビは売り払いました。

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作られた感動  (出典:いらすとや)

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作られた感動の背後には作り手の意図が…  (出典:いらすとや)

ちなみに、僕は常にモテなかったので一人で映画を見に行く事が多かったのですが、そのワークショップに出てからという物、詰まらない映画を見始めて30分我慢してもつまらなかったら帰るようにしています。周りの人には迷惑かもしれませんけど、違法ではないので…

話が逸れましたが、本も映画と同じで内容が面白くなければすぐに読むのは止めようと思います。

国立国会図書館は今までに出版されたすべての本を所蔵しているらしいですが、本だけで1100万冊あるそうです。1100万冊の内どの1500冊を選ぶかと考えた時に、面白くなかった場合は涙を呑んで本を閉じるという決断を下したいと思います。

お金がない僕がそれをやれるのも、図書館という物があるお蔭ですね。払った税金を取り戻せるのは生活保護でもない限り図書館ぐらいしかないと思います。もっと図書館を使ってみるのは投資回収の良い方法だと思います。 図書館の唯一の弱点は本が古くて汚いことですけどね。

これからもニートの聖地図書館に巡礼し、面白い本に出会っていこうと思います。