我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

中年ニートついに始動!合同就職説明会に参加!!

先日、「ワーカーズ・コレクティブ 働き方説明会」という生活クラブ関係のイベントに一滴真下。

なんと場所は杉並区!今は練馬区に住んでいるのですが、まさかまさか紆余曲折を経て生まれ育った区に舞い戻って来るとは…自分でもビックリしました。知ってる人や懐かしい人に出会えるかと少しワクワクしましたが誰も知らない人だけでした。でも初めて会う人たちなのに、どこかでお会いした事があったような…何か懐かしい雰囲気のする人たちでした。

この記事を初めてお読みになった方にご説明致しますと、生活クラブというのは一言で言うと、安全安心な食材を安く売っている店(宅配や通販もあり)の事です。

生活クラブが運営しているデポーという生鮮食品スーパーもあり、そこにもよく行っています。

そこで働いている人は女性ばかりなのですが、とても店の雰囲気がいいんですよね。何がそんなに楽しいんですかと質問したくなる時もあるほど、リラックスして和気あいあいと働いていらっしゃる店員さんばかりだし、店員さんと購入者も友達同士と言う感じで普通に世間話をしているのをよく見掛けます。「私語厳禁!」的なブラック小売り軍隊組織的な雰囲気はまるでありません。

そして生活クラブという組織をいろいろ調べてみたら、理事や理事長などの幹部クラスまで女性ばかり。そこも良い所ですよね。僕は心も体も男なのですが、今までの人類歴史を振り返ってみても、自分の人生を振り返ってみても、男性が組織の上部にいると碌な事がないような気がします。男性はだいたいピラミッド型階級組織を作りたがりますからね… 極稀に男性でもまともな人もいますが、それは本当に例外中の例外だという感じがします。外では尊敬を集める人格者でも家の中では暴力に励むDV男に変身する二重人格男もいますし。フィンランドの首相は34歳の女性ですって!やっぱり北欧はいいですね。日本がアメリカの牧場になってからどんどん苦しくなっていると思います。やっぱり日本は北欧型社会を目指すべきではないかと思います。貴方はどう思いますか。

話が逸れてしまいましたが、「ワーカーズ・コレクティブ」というのは何かと言うと、働く仲間の共同事業体という事です。下のチラシを見て頂ければ分かりますが、「誰かの命令に一方的に従う」のではなく、「自分たちで話し合って決める」「自分たちの意思で働く」ことにこだわっていて、ベテランも新人も対等の立場で、お給料も、勤務シフトも、自分たちで話し合って決めています、と書かれています。

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NPO法人ACT(アクト)のチラシ

弱肉強食で奪い合い殺し合う事を国是とする資本主義下の日本で、こんな理想的な「助け合い」とか綺麗事を並べ尽くした組織が存在していたとは… しかも生まれ育った杉並区の隣町の中野区にあったとは… 灯台下暗し… 青い鳥は足元にいたんだ… しかも1992年から始まってもう27年も潰れずに存続し続けているとは… これはもう驚愕的希望ですよね…

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東京ワーカーズ・コレクティブ協同組合のチラシ

 資本主義だけがいいという情報しかない情報統制下の日本において、資本主義や株式会社制度に替わり得るワーカーズ・コレクティブや協同組合という在り方。

僕は資本主義下の社会では民主主義は存在できないと思っています。なぜなら、少数の株主の権利を守るために大勢の労働者が踏み潰されなければならないからです。

社会を良くするには政治を良くするしかないかと思っていましたが…、いやはや… やっぱり女性の力は凄い… 普通の主婦が本当は一番凄いんだと実感しました。上からの改革ではなく、下からの改革。草の根からジワジワと。

話が逸れてしまいましたが、結局、内海さんは就職は決まったんでしょうか。

実は、話は進んでいません。ワーカーズ・コレクティブという働き方は素晴らしいし、そこにいる人たちも素晴らしい事が分かりましたが、職種の内容にどうしてもあまり興味が持てなかったので今回はエントリーはしませんでした\(^o^)/

でも、最初の一歩を踏み出したので後は雪達磨式に行動が増えていく事と思われます。