我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

ひきこもりその6 彼氏や彼女を作る権利

先日ある人から今の僕には魅力がないと言われました。

言われたときはショックでした…

でも確かに事実なので今は受け入れています。

人間が生きていく上で「魅力」は本当に大事だなと思います。

魅力さえあれば人間関係がたいてい上手くいきます。

会社でも家庭でも友人関係でも恋愛でも。

魅力さえあれば働かなくても人からお金や食べ物を貰って生きて行くことさえできます。

僕は若い頃から外見的魅力を持った人が羨ましいなあと思ってきました。

外見的魅力を持っている人の話をネットで読んだことがありますが、電車に座っているといきなり隣の女性から手を握られてきたりすることもあるようですね。凄いですよね。それに知らない人からもいきなり告白されたりとかいろいろあるようです。外見的魅力があるといろいろなことに誘われるようです。本当に羨ましい。

次に地球に来るときは必ず外見的魅力を備えた人として生まれてくるようにしようと思います。

ですが、今回の人生ではそうは行きません。

今の外見でやっていくしかありません。

でも最近ひきこもりの当事者会などに行き始めるようになって、ひきこもりなのに物凄く魅力的な人と出会うようになりました。

その人は50代後半で背も高くなく、顔も普通でどこかの大企業の部長みたいな雰囲気です。

でも生き方、話し方、文章などが本当にかっこよく、魅力的で尊敬もしています。

僕はその人を見ていて、人としての魅力は外見だけで決まるものではないんだなと実感しました。

僕はそういう人を目指していけばいいんだなと思いました。

外見が普通でも、何か一つのことに打ち込んでいる人とか、目標に向かってひたむきに頑張っている人はどことなくいきいきとして輝いていますよね。

そういう人になるには、やはり打ち込める何かが必要で、先天的なものは必要ないんだと思います。

ただ、ひきこもり当事者会で出会ったカッコいい人は何かに打ち込んでいるわけではないんですけどね。

 

話は変わりますが、ひきこもりはだいたい一人で孤独ですよね。

ひきこもりがいきなり学校や会社に行き出すというのはなかなかハードルが高いように思っています。

僕はそれよりも先に、友達や彼女、彼氏を作ることを先にした方がいいと思っているのですがどう思いますか。

自宅や自室から出ない人でも、彼女が欲しい、彼氏が欲しいと言う人もたくさんいると思います。

そういう人が彼氏、彼女、友達を作れるような場があったらいいなと思います。

ひきこもりは社会的責任を果たしていないから彼氏や彼女を作る権利はないのでしょうか。

僕は障害者でも結婚する権利があるように、ひきこもりでも彼氏や彼女を作る権利が認められるべきだと思っています。

食欲睡眠欲と並んで性欲は人間の基本的な三大欲求です。

ひきこもりが彼氏や彼女を作れるお見合いパーティーみたいなものが作れないかなと思っています。

実は僕、三十代中盤から後半にかけて、お見合いパーティーに行きまくっていた時期があります。

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婚活パーティーの様子 (出典:いらすとや)

二十回以上行ったような気がします。

一回数千円も掛けて頑張っていましたが、何の成果もありませんでした。

ああいうシステムだと年収の高い男性と外見的魅力のある女性に人気が集中してしまうのか、なかなか彼女を作ることができませんでした。

ひきこもりや不登校ニートの男女は繊細で傷付きやすいからパーティーみたいな感じだと気後れしてしまうかな…

僕も何十回もお見合いパーティーに行ってさんざん傷付いてもう二度と参加しないと思ったぐらいですから…

でも、ひきこもりだろうと不登校だろうとニートだろうと彼女や彼氏を作って幸せに生きられる社会を作りたいですね。

彼氏や彼女や友達ができることでだんだん自尊心や自己肯定感を取り戻したり、行動力が高まっていくかもしれません。

その結果、学校や会社に行けるようになるかもしれないと思います。