THE PRESENTSのライブ
昨日、坂爪圭吾さんを中心としたTHE PRESENTSというバンドのライブに行きました。
THE PRESENTSの前後に別の演奏者もいて、3組見る事ができました。
坂爪さんの歌を聞くのは去年の8月31日以来でした。5か月半ぶりでした。
8月の時点でも凄いなと思っていましたが、今回は迫力やエネルギーが半端なかったです。既存のバンドがちゃちく見えるほどの迫力でした… たった5か月半でここまでの進化、変化をする物なのかと衝撃を受けました。
元々絶叫系の曲は好きで、ジャイさんの一曲目から心を鷲掴みにされてしまいました。
坂爪さんの絶叫は凄まじく、肌寒い2月なのに薄手のシャツ一枚なのに汗ダクダクになりながら、浮き出た首の血管が遠くからも分かるほどの迫力でした。
心の叫びという言葉では表現できないほどの絶叫で、魂の叫び、魂の絶叫だと感じました。「魂」なんて見たことも感じた事もないけど、これこそ魂の絶叫なんじゃないかと思いました。
その姿を見て、俺はここまで絶叫したい思いがあるだろうか…と思わされました。その熱く生きる姿と自分を対比して見て、今の自分がどれだけ冷めて流されて諦めて生きているかを実感してしまいました…
日常生活で絶叫したら嫌がられるけれど、バンドとか歌という形なら絶叫できるし、人に訴えかける事ができるんだなと思いました。僕も何か絶叫してみたいかも…と思いました。
僕が何かを主張したいときは、(このブログでもそうですが)いつも論理性や妥当性、話の展開、言葉遣いなどを気にしまくっていますが、やっぱり人の心を動かすのは論理性や妥当性ではなく、どれだけ熱い思いがあるかなんだなと思いました。
THE PRESENTS以外の出演者もいたため、持ち時間40分はあっと言う間に終わってしまいました。
しかし、その後の出演者(伊藤悠紀さん)も僕にとっては凄く良かったです。
ピアノを中心とした歌のない曲で、とてもリラックスできる音楽でした。昔ユーチューグでヒーリングミュージックを聞いていましたが、それに似ていてしかもそれを上回るメロディーでした。
早速目を瞑って自問自答しました…
以下、自問自答。
自分は一体何をやりたいんだろう…
坂爪さんのように熱くなれるものは何なんだろう…
分からない…
何も思いつかない…
多くの人から愛されたいな…
でも愛されたいというのは状態であって、やりたい事ではない…
愛される事ではなく、自分が愛したいものは何だろう…
やりたい事って何だろう…
熱くなれる物は…
情熱を注げるものは…
自分は一体何しに来たんだろう…
うーん… 分からない… 何も思いつかない…
坂爪さんも34歳までやりたい事が分からなかったんだからしょうがないのか…
でも俺はもう46歳… このままやりたい事も分からないまま年を重ねていくのか…
もう人生終わっちゃうよ… まぁ終わってもいいか…
坂爪さんも壇珠さんと出会って急にやりたい事が分かったんだから、
俺も何かのきっかけで急にやりたい事が分かるようになるんだろうな…
そうじゃなきゃ生まれてきた意味がなくなっちゃうし…
やりたい事は何か、ビジネス塾や自己啓発塾に入りまくってほじくり返して探してみたけど、結局見つからなかった…
どうやら、やりたい事って言うのは努力では見つからないのかも…
時期が来たら自然と見つかるというか、気付くような物なのかもしれない…