我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

久々の詐欺

久々に詐欺に嵌められました。

なんの詐欺かというと、クーポンコード詐欺ですね。

割引クーポンを使って注文したのにその割引が適用されてなくて実費請求されました。

詐欺に嵌められた時は本当に頭に来ますね。カーッと熱くなりました。

でも配達員の人に八つ当たりしてもしょうがないですから、配達員さんに怒りはぶつけず、溜め込みました。本当は誰もいない所に向かって怒りを発散させないといけないんですけどね。それはこれからおいおいやっていきます。

詐欺といっても実損は400円以下ですので大した事はないです。でも騙された事がムカつきました。なんか愚弄されたような気になりますし。騙す方は騙す気なんてないんでしょうけど、結果としてそういう割引はされなかったわけです。

僕も45年間生きてきて、それはそれはもうたくさんの詐欺に引っ掛かってきました。

やられた中で一番大金だったのはやはり統一教会ですね。

合同結婚式の一回目が140万円。二回目が40万円。

そして何と言っても給料月2万のほぼタダ働き9年間が額的には一番大きいような気がします。

それに比べたら400円の詐欺なんて可愛いもんです。

よくよく世の中を見渡してみれば詐欺みたいなもんに溢れ返っていませんか。

すぐに気付くのが大学詐欺。大学さえ卒業したらいい就職先に恵まれますよという雰囲気を作って4年間で数百万円を搾り取る。でもそんな旨い話あるわけないです。卒業してから気付きました。本当のことを言うと卒業前に気付きました。就活をしようかなと思って大学の掲示板を見てみたんですけど、求人を出してきた企業の求人票を見たらあまりにもブラック臭が強かったので就活する意欲すら湧いてきませんでした。

特に酷いのが医学部詐欺。私立大学の医学部なんて出ようものなら6年間で数千万円かかるわけです。それを回収するために健康な人に注射を打ったり健康な人に効かない薬を出したりしなければ投資した数千万円が回収できない仕組みになっている。殺さなければ殺される仕組みですよねこれ。

あとは英会話学校詐欺。入学しても9割の人が話せないし聞き取れない。半分の人が途中で通わなくなる。でも当然返金なし。なぜなら、本人の努力が足りなかったから「自己責任」。

いやいやいやいや…。

自己責任じゃないでしょ。重要な情報を隠蔽しているんだから、正しい判断のしようがないですよ。自己責任で判断しようがないですよ。

話せるようになった数名の感想文を掲示するんじゃなくて、全申込者数の母数を開示しないと。その全母数の内、一体何割が話せるようになったのかを開示しないと。

 

いかに騙されないかという事に身構えなくても生きられる社会になったらいいですね。

詐欺と言うのは騙す方が悪くて騙される方は悪くない。

殺人というのは殺す方が悪くて殺される方は悪くない。

いじめというのはいじめる方が悪くていじめられる方は悪くない。

よくいじめの議論で出てくるのはいじめられる方にも悪い部分があるとか。でもその論理で行くと強い者は弱い者に何をやってもいいという事になります。それが今の弱肉強食の日本の現状だとは思います。

詐欺に嵌められて憤懣やるかたない状況に追い詰められた時、できる事はやっぱり発想の転換だと思います。

つまり、塞翁が馬的な発想。

詐欺に嵌り400円騙し取られ、精神的に怒りを溜め込まされ、エネルギーを吸い取られた。この現象だけを見たら損しかない。でも、一見すると凶に見える現象をきっかけとして、吉の現象がこれから現れてくる。

僕はそう見ています。

つまり、詐欺に嵌めた会社に復讐はしません。

むしろ、塞翁が馬について復習します。