我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

眞鍋かをりさんの講演会

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チラシ

眞鍋かをりさんの講演会に行ってきました。

東京都豊島区が主催してくれたので無料でした。とてもありがたかったです。

眞鍋かをりさんはタレントでありながら人気ブロガーになり、大胆な発言もあったりADHDらしいという噂もあり、かねてから気になっている芸能人でしたので行ってみました。

肉眼で見るのは初めてでした。最初に見て思ったのは意外と小柄だという事でした。

ウィキペディアで見ると165cmと出ていますが、痩せているのか小さく感じました。

入って来るなり場の雰囲気が明るく華やいだ雰囲気になる笑顔でやっぱり芸能人だなと感じました。もうすぐ40歳になるのにまだまだ若々しく綺麗な人でした。

 

講演会は「眞鍋かをり流 柔軟な人生の歩き方」というテーマで、小さな頃の話から大学時代の話、芸能界に入ってからの裏話など、なかなか聞けそうもない話をたくさんして下さって凄く面白かったです。

 

芸能界に入ったのは元々目指していたわけではなく、大学に入るために神奈川に引っ越し、渋谷に遊びに行ったときにたまたま芸能事務所の人にスカウトされたのがきっかけだったそうです。

そしてそのまま芸能界で仕事するようになり、大学卒業後も就職せず、そのまま芸能界で働き続ける事を選び、今に至るというのが大まかな流れでした。

 

生き方の参考になる話がとてもたくさんあったので、僕自身の備忘録も兼ねてここに彼女の話の要点を列挙したいと思います。

・芸能界にはやりたい事がハッキリしている人が多いが、彼女はやりたい事が分からなかった。

・地元はマクドナルドや吉野家もない田舎だった。

・家族からは愛情を受けて育った。

・三人兄弟の長女として育った。下の子の面倒を見ている時や自分のやりたい事を我慢すると褒められた。その結果か自分のやりたい事が分からなくなった。人の喜ぶ事をして喜んで貰えると自分も嬉しいという性格になった。

・芸能界で干された時(未婚時)も、自分には家族もあるし、海外に住む選択肢もあると思うと気が楽になった。

・グラビアアイドル時代は年間休日2日程度で朝6時7時位から夜までずっと車でいくつもの現場に連れて行かれる毎日で、睡眠時間は一日3時間程度だった。毎日過密スケジュールだったが、その日のスケジュールは当日まで知らされなかった。自由はなかった。それでも給料は新卒よりもいい程度だった。

・大学卒業後は仕事が減ってきた。その結果、ブログを書く時間を持つ事ができた。

・彼女の書いたブログは人気が出た。と言うのは、当時の芸能人のブログと言うとスケジュール的な物しか書かれていない物が多かった。そんな中で彼女はファンじゃない人が読んでも面白そうな物を書こうと思ったところ、それが嵌り大当たりになった。

・ブログが人気になった結果、その内容をテレビで話して欲しいという事になり、再び仕事が忙しくなった。

・今児童虐待防止に関する仕事もしている。

・親から体罰を受けながら育った。けれど自分の子供には体罰を使わずに育てて行くつもり。4歳の子供が一人いる。

・人間は本来、集団で子育てをするものだった。おっぱいも回し飲みしていた。それが今や母親が一人で孤立している。

・子育てでイライラする事もある。それでアンガーマネジメントをしている。

・子育てその物でイライラしているのではなく、他にイライラの原因がある事に気付いた。例えば夜中に子供が寝てくれない。その原因は明日の仕事が朝早いから早く寝たくて頭に来ている事に気付いた。もし明日仕事がなければイライラせず、落ち着いて子供に接する事ができると思った。

・子供に強く言ってしまったりきつく当たってしまった時は4歳の子供に対しても後から謝っている。真摯に謝るようにしている。

・もうすぐ40代になるが、これからの生き方としては、夫や子供を支える脇役として生きるのも良いかなと思うようになった。

・辛かった時や落ち込んだ時に救われた言葉…若い頃、ばらされたくなければ金払え的に脅された時かなり辛かったが、母親から慰めて貰えず、むしろ怒られた事で救われた。「そんなこの世の終わりみたいな顔して!死ぬわけじゃあるまいし!」と一喝されて立ち直った。

・笑顔の秘訣…心配はしない。楽観的な気持ちでいる。起きた時に考えるようにする。