「アルクトゥルス人より地球人へ」という本、凄いです。
この本、本当に凄かったです…。
まず、本の題名が凄いですよね…。
僕は「アルクトゥルス人て何よ?」と思いました。
貴方もそのように思いませんでしたか?
僕も思いましたよ。
1年前だったら、(大の大人がこんな本書くのかよw。こんな笑える題名、書く奴も書く奴だし、買う奴も買う奴だよなw。宇宙人とかくだらない話はテレビ番組かハリウッドにやらせとけばいいのであって、それを信じる奴は情けないほど愚かな人間だ)と思っていました。
しかし、知り合い二人からほとんど同じ時期にこの本の表紙を見せられて(勧められたわけではないのですが)、結構賢いなぁと思っていたお二人がこんな本を読むのか…と思って手に取ってしまったという訳です。
それで読んでみてビックリ!
僕が今まで疑問に思っていたことの数々が、
なるほど…、そういうことだったのか…、
と思わされる話がたくさん出てきて、
思わず引き込まれてあっという間に読めてしまいました。
翻訳も上手いです。
直訳臭さが少なく、日本語らしい表現で読みやすかったです。
実は僕、聖書を読んだことがあります。
一度は読んでおいた方が他者を理解するのに役立つのかなと思ったわけです。
物凄く長くて内容も難しくて
何が主張したいのかも分からない内容が多かったのですが、
その中でいろいろな疑問が湧いてきました。
そもそも神って何?
天使って何? 蛇って何? 悪魔って何?
イエスキリストはなんでいろいろな奇跡ができたの?
瞑想って何の意味があるの?目をつぶって座ることと何が違うの?
宗教って何?霊界って何?
人間って何?魂って何?
進化論が正しいならなぜ種と種の間の中間の動物の化石がないの?
宇宙人ているの?宇宙人てそもそも何なの?
こういうことは人間誰しも一度は疑問に思いつつも、
日々の忙しさに流されて頭の片隅に置いていることだと思うんです。
この本を読むと、なるほどねぇ~…… さもありなん、さもありなん…。
と納得させられます。
あと、この本で面白くて笑えたところもありました。
この本に出てくる宇宙人は以前日本にも来た事があって、
それを祭っているお寺が今もあるとのことです。
その時のUFOを象った砂の盛り土の写真を見たときは流石に笑ってしまいました。
宇宙人が乗ってきた船の形の盛り土をお坊さんが真面目な顔して作っている姿を想像してしまったからです。
あと、最後に瞑想用の付録CDがあったのですが、
それも笑ってしまいました。
というのも、著者はアメリカ人だからおそらくキリスト教徒だと思うのですが、
そのCDが明らかに日本のお寺のお経に酷似してたからです。
この本に出てくる宇宙人の話、確かに嘘かも知れないし、本当かもしれません。
ただ一つ、確実に言えることは、この本は面白い、ということです。
(本の内容は面白かったです。でも僕個人は、瞑想用CDは退屈で眠くなりました。
何も感じられなかったです。退屈さだけを感じました。
音楽的才能だけは宇宙人よりも地球人の方が上なのか!?)