貧乏でも幸せになることはできる!?
今日は「びんぼう神様さま」という本を紹介させて頂きます。
この本で一番心に残ったところは、
「貧乏でも幸せになることはできる」ということでした。
貧乏では必要なものも買えなくて不便だし、欲しい物も変えなくて苦しいし、
他人と比べても惨めだし、お金がなきゃ生きててもメリットがないよな
と思っていました。
しかし、この本の中で、かなり貧乏なのに夫婦喧嘩もせずに、
結構幸せに暮らしている夫婦が描かれていました。
これにはちょっと衝撃を受けましたね。
というのは、僕の両親はお金のことで揉めて、それが原因になって
よく喧嘩していたからです。
両親の喧嘩、本当に辛かったですね…。
父親も母親も本当に怖かった…。
二人とも般若のお面のような世にも恐ろしい形相で怒鳴り散らし…
こんなに恐ろしい顔、表情があるのか…と
怯えながら暮らしていました。
お金がないとこんなにも辛い思いになるのか…とか
お金が必要ない助け合いの世の中になれば良いのに…とか
お金がないと夫婦仲は壊れる…とか
お金を十分に稼げない夫は妻から尊敬されない…とか
お金のことをずっと考えてきました…。
それだけに!
貧乏なのにこんなにも仲良く夫婦で暮らしていて、
それなりに幸せになっている…。
これはもう衝撃でしたね…。
この本の中には「貧乏神」や「死神」「疫病神」とか、
なんでそんな神がいるんだよ!と突っ込みたくなるような、
あんまり嬉しくない神様も出てきますが、
読んでいく内になるほど…と分かってきます。
感動で泣きそうになりました。
57ページと短くて挿絵もあって読みやすいので
ぜひ手に取ってみて下さいね。