我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

絶望からのV字回復

ここ数日の猛烈な出来事を振り返ります…

 

3月22日(金)

街を歩いていても悲しみと悔しさと自己否定感が込み上げてきて、もうどうしようもありませんでした。苦しみと悲しみと自己否定感と孤独で胸が掻き毟られ、胸の真ん中辺りが張り裂けそうでした…

被害妄想の極致でした。楽しそうに談笑しているカップル、歩いているご夫婦を見ながら… なんで俺はこんな歳(45歳)になってまで独身なんだろう… 俺はあの男よりも劣っているんだな… 俺はあんな奴よりも劣っているんだ… そんなに悪い男でもないはずと思い込もうとしてきたけど… 結果が証明している… 誰からも選ばれなかった俺… 誰からも選ばれなかった男… 辛さだけを抱えながら…。

僕を助けるために電話して下さった方がいましたが、苦しみが深過ぎてその時はどうにもなりませんでした。

どうすることもできない時は寝るに限る。

(寝て起きたらだいぶ心が落ち着いていた)

 

3月23日(土)

でも何もかもが嫌になった… 全てが本当に嫌になった… 三度三度の食事が食べられて感謝だと! 人間は食事だけあれば幸せなのか!? じゃぁなんで失恋した人が三度三度の食事を食べながら自殺するんだよ! こんな人生で感謝なんてできるわけがねぇよ… 若い頃から恋人がいていちゃいちゃしてきた奴に俺の苦しみはわかるわけがねぇ… そんな恵まれた人生を送ってきた奴に俺の苦しみは絶対に分からない… 親から虐待されずのびのびと育てられた奴なんかに俺の苦しみは絶対に分からない… 生きていても何のメリットもない… 借金を返すために貯めてきたお金をつぎ込んで風俗に行って慰めてもらうか… でもプロの女性がお金のために好きでもない男に義務感でやられても何の幸せ感もない… 前に風俗に行ったときも気持ちよくもなかったし、虚しいだけだった… もう…どこかの高いビルの屋上に行ってムササビみたいになろうかな… 自殺したら地獄に落ちるって言うけど、それもデマ情報かもしれないし… 死んだら絶対無限の情報の海に帰れると言ってた人もいたな… でも…勇気がない… やっぱり手榴弾ならできそうだけど、なかなか手に入らない… やっぱり狩猟免許取るしかないか…

 

3月24日(日)

今日は俺の土壺な状態を見るに見かねた綺麗で可愛らしい女性が夕食を御馳走して下さるそうだ。世の中には優しい女性がいるもんだ…。綺麗で可愛らしい女性と二人っきりで夕食を食べる…。幸せを感じた…。風俗に行ったときよりもはるかに大きな幸せを感じた。俺は別にセックスを求めていたわけではなかったのか…。肉体関係になれなくても幸せを感じる事はできる事もあるようだ…。俺も老化したのかな…。まぁいいや…。今日は良い事があった…。

 

3月25日(月)

今日はとんでもない日になった。こんな俺を好きになってくれる人がいるとは…。衝撃的だ…。今日も幸せな日になった。二日連続で幸せが続くなんて今までの人生で初めてだ…。今年はやっぱり今までとは何かが違う…。運がいいというのか、急に恵まれてくるようになった気がする…。マークボイルさんにお会いできたし、女性が僕の事を好きになってくれる!? ホームレスなのに!? お金もないのに!? どういう事だろう!?

 

3月26日(火)

流石に三日連続で幸せにはなれなかった…。昨日と一昨日だけが特別な日だったんだろう…。やっぱり生きてても意味がないよな…。

と思っていたら…。

夜に綺麗でエレガントな女性からメッセージが来て励まして下さった…。こんな俺に価値がある!? 声を聴くだけで安心する!? そんなふうに思ってくれる女性がいるとは…。 こんな事ってあるんだな…。三日連続で幸せになってしまった…。今年はやっぱり何か違う…。どうなっているんだろう…。明日も何だか幸せになりそうな気がする…。二度ある事は三度ある。三度ある事は四度ある…。三日連続で幸せになったから明日も幸せになりそうな気がする…。

 

3月27日(水)

 ブログ読者の男性が急に会いたいと仰ってくれて近くの公園でお会いする事になった。この人のブログが超面白くて不謹慎にも爆笑してしまった。この人とは価値観や感じ方が凄く近くて、お会いする前から絶対に分かり合える、もしかして無二の親友になれるかもしれないと感じてしまった…。

お会いしてみて、その直感は正しかった。話が楽しくてあっと言う間に時間が経っていた。あっと言う間に3時間半も経っていた。今までの人生で一番分かり合えた人かもしれない…。ブログを書いてて良かった…。ブログに正直に自分の苦しみを書いてて良かった…。俺はやっぱりまともな親に育てられた人とは本当には分かり合えないんだ…。もはや全く違う生物というぐらいに違うんだ…。毒親に育てられた人間は毒親に育てられた人間としか本当の意味では分かり合えない。まともな親に育てられた世の中の99%の人間とは分かり合えないんだ…。でもそれはしょうがない。分かり合える1%の人間と分かり合って生きて行きたい。俺はそれでいい。そうしよう。

この人に会えて良かった。本当に良かった。この人は背も高くない。俺と2cmしか違わない。顔も至って普通だ。決してイケメンではない。センスのいい服を着ているけれど滅茶苦茶お洒落というわけでもない。しかも貧乏。働くのが嫌い。俺と同じじゃん。この人も毒親に育てられて苦しみ抜いてきた。今もなお苦しんでいる。でも…でも…なんとなんと!!この人は結婚している!!!この人は二十歳から将来結婚する女性と付き合い、25歳で結婚したらしい。相手の女性は150cmと小柄で顔もアイドル系で可愛いらしい。この人は働くのが嫌いだから二十歳の頃からあまり働いていないそうだ。今も月に一日交通量調査の仕事をするぐらい。でも奥さんから働けよとか言われないらしい。むしろ珍しがって貴重に思ってくれているという。世の中にはそんな女性がいるんだ!! 「働けないから働かない」じゃなくて、「働きたくないから働かない」男を受け入れて、交際して結婚までしてくれる女性がこの世に存在する!!!しかもそういう女性と結婚して幸せに生きてきた男性が今、僕の目の前にいる!? この人の存在、生き方そのものが本当に希望だ…。 働きたくなくて働かない男性が女性から好かれて恋愛して幸せになれるなんて想像もしたことがなかった…。そんな夢みたいなことあり得ないと思って来た…。でも今、僕の目の前にその夢みたいな人生を送ってきた人が座っている…。 これは夢だろうか…。