我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

恋愛とインナーチャイルドの癒し

僕はよく人から内海さんて正直だとか率直だとか自己開示力があるとか言われます。それがいい形で出る事もありますが、悪い形で出る事もあります。

昨日、彼女に自分の正直な気持ちを自己開示してしまい、かなり傷付けてしまいました。ついにこれで別れ話を切り出されるかと思っていましたが、今の所彼女は我慢して下さっています。

通常の恋愛は、最初に最大の盛り上がりを見せ、悪い部分をお互いに出したり見つけたりしていく中でだんだん尻すぼみになっていくのが原則だと思います。

しかし、最初に悪い部分や闇の部分を見せ合い、語り合い、最低な状態からだんだん良くなっていくという恋愛もあってもいいのではないでしょうか。

恋愛の形の王道や原則を知らないだけに手探りで進んでいます…

恋愛経験値が低いので、知らず知らずに相手を傷付け、その結果明日破局したとしても不思議ではないのです…

僕はご存じの通りお金がありません。働いてもいません。ですので彼女にプレゼントを買う事もできません。彼女が僕にいろいろ良くしてくれたり愛してくれるのですが、僕は何も恩返しができていません。

こんな僕は彼女に一体何ができるんだろうかと考え続けて、一つのアイデアがひらめきました。

それはインナーチャイルドの癒しをやる事です。

なんだそりゃと思いますよね。論理が飛躍していますよね。

僕の親は父親も母親もとにかく暴力が酷かったです。手を使った暴力、言葉の暴力、精神的な暴力…。

僕が若い頃からひたすら結婚を避けてきたのも、一つにはそれが理由です。

(僕もなんだかんだ言っても両親の血を引いている… という事は、僕も結婚したら愛する妻に手を上げる男になるのかもしれない。絶対に手を上げないと腹を固めているけど、それはどんな男でもそうだろう… でも血は避けられない… 僕だって妻や彼女にDVを実行してしまうかもしれない… それが世代間負の連鎖であり、カルマなんだ…)

親から子へ、子から孫へ、孫からひ孫へ、虐待の連鎖、暴力の連鎖、そして夫婦喧嘩の連鎖、夫婦間DVの連鎖、恋人間DVの連鎖…

僕にも父親から、母親から暴力の血が受け継がされている…

だからこそ、それを断ち切らなければならない…

それが今付き合っている彼女にできる僕の恩返しの一つになるかもしれない… そう思いました。

カルマの連鎖を断ち切る事ができるのが、「インナーチャイルドの癒し」。

自分の心の中には小さい頃の自分、「リトル大輔くん」「大ちゃん」が今も生きています。棲息しています。その子に会いにいき、よしよしと頭をなで、ハグし、共に泣き、会話し、慰めます。

これをやっていこうと思いました。

今までこれをやらなければいけないと分かっていながら、面倒臭さで後回しにし続けてきました。別に面白くも楽しくもない事ですし、それがどれだけ自分の人生を好転させるか検証が難しいですからね。

でも、彼女をDVする可能性を秘めた血を鎮めるためにも、彼女を幸せにできる自分に生まれ変わるためにも、面倒臭さを乗り越えて、地道にコツコツとやっていこうと思いました。

お金がなくて何もプレゼントできない自分ですが、彼女の目に見えない所でコツコツ自分を磨き、自分の内面を浄化していこうと思いました。

「愛は面倒臭さを超える」。

最近、朝5時頃に目が覚めてしまいます。それで起床時間の7時まで寝付けなくて暇になります。

その時間を瞑想の時間に充てています。

その瞑想の中で、リトル大輔くんと会うのが日課になっています。

長年放置してきた大ちゃん、今も泣いています。悲しみを抱えて泣いています。

一日やそこらで彼の悲しみを癒す事はできないでしょう。

でも僕は決めました。

悲しみを抱えながら泣いているリトル大輔くん、大ちゃんと共に、悲しみを抱えながら一緒に人生を歩んでいく事を。