我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

日常生活その33 サッカーからの卒業

最近、僕も変わってきたなぁと感じています。

あれだけ大好きだったサッカー観戦があまり面白いと感じなくなったんです。

最近はサッカーのヨーロッパ選手権(ヨーロッパで一番強い国を決める大会)とコパアメリカ(南米で一番強い国を決める大会)を少し見ていました。

でも昔ほど興奮できなくなりました。

夜中に起きて見るほどのものじゃないなと思うようになりました。

昨日は夜の10時からウインブルドン決勝を見始めましたが、夜11時過ぎに眠気に勝てなくなって寝ました。

そして午前3時45分に起きて午前4時からのヨーロッパ選手権の決勝を見ました。

何が面白くなかったのかというと、僕がこれから落ち着いて見ようかと準備している最中に開始二分でいきなり得点が入ってしまいました。

そのあとはずーっと得点が入らず、お互い守りを固めて攻めあぐねる状況が続きました。

もともとサッカーは得点が入りにくいスポーツではあるのですが、それでも最近のサッカーは得点が入らなさすぎます。

やっぱり得点シーンが一番興奮するんですよね。誰でもそうだと思うんです。

今回の試合も90分の戦いが1対1で終わり、延長30分も得点なし。結局PK戦での決着となりました。

今大会もPK戦多かったですね。

僕はもっと得点が入るサッカー、美しい攻撃、芸術的なパスワーク、劇的なドラマを見たいんです。

最近はそういうサッカーをあまり見れなくなったと思います。

個人的には4対3とか3対2という得点が一番面白いと思います。

得点が入るサッカーや美しい攻撃を見せてくれる監督が少なくなったんだろうなと思います。

美しさとか面白さとかよりも、汚い手や面白くない戦術を使ってでもとにかく勝つことが一番大事だという価値観が極限まで突き詰められた結果なんだろうなと思います。

 

サッカーが面白くない、つまらないと感じ始めた人が増えているらしいですよ。

面白くないと感じているのは僕だけじゃなかったんです。

数か月前、レアルマドリードのペレス会長が限られたビッグクラブだけの12チームで新たなリーグを作ろうとされたのも、サッカーファンのサッカー離れを食い止めようとしたかったのが一つの理由らしいです。思ったよりも視聴率が取れなかったりして経営も大変らしいんだそうです。

 

得点が入りにくいのを解消しようという動きもあるようです。

オフサイドの基準が多少緩和されたようです。

オフサイドを厳しく取り過ぎたら、得点がたくさん取り消されてしまうし、攻撃の選手もなかなか得点するのが難しくなるので、いい変更だと思います。

一部の有力者はオフサイドというルールさえも撤廃することを検討しているらしいです。

オフサイドというルールがなくなったらどうなるんでしょうね。

得点シーンがもっと増えるなら大歓迎です。

でもオフサイドがなくなるともはや今までのサッカーとは別物になってしまう可能性もありますよね。そこが難しいところです。フットサルみたいになるんでしょうか。

 

コパアメリカ決勝のブラジル対アルゼンチンも見ましたが、汚いプレーや反則ばかりで見ていて嫌な気持ちになりました。すぐに見るのを止めました。審判は汚いプレーをもっと厳しく取ってもらいたいですね。審判がラフプレーを黙認していると、試合はどんどん荒れてしまいます。まじめにプレーしている選手が馬鹿らしくなるでしょうし。

ただ、体と体のぶつかり合いや、手と手の攻防も技術のうちと見る人もいるでしょうし、サッカーファンの中にも荒々しいぶつかり合いを求めている人がいるのかもしれません。

でもほとんどのサッカーファンはやはりメッシやロナウドなどが見せるような上手い、美しいプレーを求めている人が多いのではないかと思います。ディフェンダーの汚くて狡猾なプレーを見たいという人はかなりレアだと思います。

ユニフォームを引っ張ったらレッドカード(退場)、相手を手でつかんだらレッドカード、相手を手で押したらレッドカード、これぐらい厳しくルールを変更して欲しいもんです。

今のルールは、より狡猾で審判にバレにくい汚いプレーをする選手であればあるほど結果を残せるようになるので、まじめな選手はバカを見るだけです。

 

今までサッカー観戦は僕にとって一番と言っていいほどのストレス解消方法でした。

これからはサッカー観戦に代わるストレス解消方法を採用することになりますが、他にも面白いスポーツや動画はたくさんあるので何も困らないと思います。

むしろ、今までの人生のたくさんの時間をサッカー観戦に費やしてきたので、たくさんの時間が浮くことになります。その時間をもっと有意義に楽しく使えるようになるので、サッカーが面白くなくなったのは自分にとっていいことだったと思います。

他のスポーツを見るよりはもっと読書に時間を回そうかなと思います。