我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

日本がワールドカップで優勝する時

さきほどサッカーの記事を書きましたが長くなったので分ける事にしました。

日本がワールドカップ(世界最大のサッカーの大会)で優勝する時について僕の考えを述べたいと思います。

昨今の日本人選手の世界的な活躍を見ていると、技術的にも体格的にも世界に引けを取らないレベルに達したと思っています。

ワールドカップでは世界ランキング1位のベルギーとほぼ互角の戦いをし、僅差で負けました。

残りは精神的な差を埋めるだけだと思っています。

日本代表のチームによく言われている弱点。「決定力不足」。

「決定力」というのは、ゴールを決めるチャンスで確実に得点する力のことです。

今までも今も日本にはこれが足りないと言われ続けてきました。

日本から世界に出て活躍する日本人選手が増えてきましたが、得点を決める選手だけはまだ世界のトップで活躍するレベルの人が出てきていません。

僕はこれは技術的なものではないと感じています。

決定的な場面やプレッシャーのかかる局面で落ち着いていられる自信が大切だと思います。

自分のシュートが入るか入らないかでチームの運命が決するような緊迫する場面で慌てふためく事無く、落ち着いて自分本来の力を発揮できるかどうか。

そういう場面で問われてくるのが自信であり、セルフイメージであったり、自尊心や自己肯定感であったりするんだと思います。

周りの目やエゴの欲望を超えていかに無心になれるか、ただサッカーを楽しむことだけを思えるかどうか。

そういう精神的なものなんだと思っています。

日本では家庭内でも学校教育でも子供の自信や自己肯定感を奪うような接し方、教育が行われているように感じます。一つの枠に押し込めようとし、それからはみ出ようとする子供を叱る、ダメだしする。それによって子供は自信や自己肯定感を損傷し、その結果決断力や行動力が削がれてしまっているように思います。ハッキリ言ってしまうと、従順な奴隷を量産するための教育が家庭と学校で行われていると思っています。

決定力に優れた選手を多数輩出しているドイツでは、シュタイナー教育など子供の個性を尊重する教育が行われているのと無縁ではないと思います。

貧しくてまともな学校教育を受けられなかったブラジル人が枠に囚われない創造性溢れるプレーをしているのは、学校教育で悪い影響を受けなかった事も大きいと思います。

日本がワールドカップで優勝する時、それは今までの画一的な学校教育、その学校教育に準じた家庭内での躾けを日本が捨てる時だと思っています。

日本のサッカーを強くするのは家庭教育や学校教育を根本から変える事(子供を枠に入れない教育、自信や自己肯定感や決断行動力を育む教育)が根本的な解決策だと思いますが、短期的には選手一人一人がメンタルトレーニングをしたり、瞑想したりメンタル面のコーチを付けたりと言った応急処置も必要だと思います。