我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

生活保護その18 わがまま、ぜいたく、税金の無駄遣い

ひきこもり・ニート生活保護に対する非難・批判の中に「わがままだ」「自己中だ」「贅沢だ」「金食い虫だ」「税金の無駄遣いだ」というのがあります。

今日はそれらについての現時点での僕の考えをまとめてみたいと思います。

 

1、ひきこもりやニートはわがままだ、自己中だ

わがままと自己中はほぼ同じ意味だと思うので、一緒に考えてみます。

僕はわがままや自己中な行動が必要な時もあると思っています。

他者への配慮と自分の欲望のバランスが大事だと思います。

働けという親の意見だけを尊重し、働きたくない子供の気持ちをないがしろにすれば子供の人権がなくなります。

働きたくない子供の気持ちだけを尊重し、働いてほしい親の気持ちがないがしろにされると、親の人権がなくなります。

その間にある落としどころをどこにするのか、分かり合えない親とは離れるしかないのか、難しいところだと思います。

他者に自分の意見を押し付ける人が自己中でわがままだとするならば、働きたくないという子供と働いてほしいという親、どちらも相手に自分の意見を押し付けているので、どちらもわがままなのかもしれません。

 

2、ひきこもりやニートは贅沢だ

贅沢はいいですよね。贅沢だと非難する人は本当は贅沢したいのにできないストレスから非難しているんだと思います。

贅沢を金持ちだけにやらせておくのではなく、みんなで贅沢な暮らしをしていきたいですね。

自分が苦しんできた人は他の人にも苦しみを押し付けたくなります。だからもう苦しいと思うことはみんなで放棄しませんか。苦しいことの押し付け合い、清貧の押し付け合いはもう十分にやったと思うので、これからは贅沢の押し付け合いをしませんか。

 

3、生活保護は税金の無駄遣いだ

税金の有効な使い方と無駄な使い方の境界はとても曖昧だと思います。

どの使い方が良くてどの使い方が間違っているかは人によると思います。

道路にしてもほとんど誰も通らないような山奥に道路を作ることが有効なのか分からないという意見もあります。

重度難病で治る見込みもなく、本人が死にたいと言っているのに無理矢理税金で長生きさせている延命医療とかもどうなんでしょう。

税金の使い方は生活保護に限らず、納得の行かない物ばかりではないでしょうか。

ほとんどの庶民が納得できないような使い道が多いのではないかと思います。

つまり1億2千万人もの人の意見が一致するような使い方はないのではないかと思います。

それなのに1億2千万人からお金を強引に集めてそれを一握りの権力者が勝手に使い方を決めているというのが今の政治だと思います。

ある意味、誰かが勝手にクラウドファンディングを立ち上げたかと思ったら、それを日本列島に住む人全員に勝手に押し付けてきて寄付を強要してきているというのが今の「民主主義」というものの実態だと思います。

からしたら今の政府も今の投票制度も今の法律も全部無効だと思います。

生活保護という政策だけが無駄遣いなのではなく、今の政府のやることなすことほとんどすべてが無駄遣いで止めた方がいいものばかりだと思います。

国家という物自体が金持ちが戦争を起こすために作った物ではないかと思います。