書評その98 安心ひきこもりライフ 勝山実著
著者は母親といがみ合い、罵り合いながら生活していらっしゃいるそうですが、ある意味で本当に凄いなと思いました。
僕はそういう生活が嫌で耐えられなくて家を出ましたから…
母親からの嫌味よりも父親からいつ殺されるか分からないという不安の方が強かったです。
そんなわけで著者が手探りで掴み取った「安心ひきこもりライフ」は僕には実践は難しいなと思いました。
やはり僕は僕で僕なりの道を探り当てないといけないんだと思いました。
著者は統合失調症か何かの精神障害で障害者年金で暮らしているそうです。
統合失調症になるほど、悩み苦しまれたんだと思います。
僕はそこまで自分を追い詰めることができませんでしたね。
著者も提唱していらっしゃいましたが、ひきこもりの王道はやはり精神障害者年金+生活保護だと思いました。
「精神障害者とも判定されず、生活保護も断られ、親とも仲が悪くて同居できない」。僕はこういう道を開拓していかなければならないのかもしれないと思いました。