書評その95 夢を叶えたいなら、その夢に「名前」をつければいいんです。 ミナミAアシュタール著
著者はミナミAアシュタールさんです。
ミナミAアシュタールさんというのは、ミナミさんという女性とアツシさんという男性とアシュタールという宇宙人とサクヤという宇宙人の4人のチーム名のようです。
ミナミさんがチャネラーとしてアシュタールさんやサクヤさんとテレパシーで交信して受け取った内容がこの本です。
主に夢を叶える方法が書いてありました。
読んでいて普通に納得させられました。
と言うのも、普通の引き寄せの法則の本に書いてあるような、魔法のような棚ボタ的な方法ではなく、あまりにも当たり前のことが書かれていたからです。
一言で言えば、気負わずに夢に向かってやれることを一つ一つやっていく、という感じでした。やっていく途中でふと、「あ、」と閃いたらそれをやると目的地に到達できるそうです。「あ、」という閃きが道路標識のようなものなので、それを見逃すと到達までに時間が掛かってしまうそうです。
この本の題名である「夢に名前をつける」というのは、カーナビに住所を登録するような効果があるらしいです。
この本を読んで素直に実行すれば成功しそうな感じはしました。
「素直に実行できれば」ですけどね。
親、学校、会社、先輩、友人、社会、テレビ、ネットなどからの「お前は成功できない」「お前はダメだ」「どうせ無理」等という洗脳がどれだけ深いか浅いかによると感じました。
入れ墨のように深く染み込んで消せないレベルまで無意識化されている思い込みや洗脳やマインドコントロールを抜け出せるのかどうか、それらの洗脳や思い込みの上から「俺は成功できる」「俺は大丈夫」「どうせ成功する」という情報で上書き保存できるかどうか次第だと思いました。
印象に残ったところ
・簡単に夢を叶えることができるおまじないみたいなもの
嫉妬心の湧いてくる人を見たら「次は、自分の番」と言って、その後に「出来ました」を三回、「ありがとうございます」を三回、「感謝します」を三回、続けて言う。