我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

生活保護その10 生活保護者の育児休業

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育児休業は贅沢品なのか、それとも健康で文化的な最低限度の生活なのか…(出典:いらすとや)

今日は4回目の就労支援でした。

就労支援の面談を受けている時は特に感じないのですが、帰宅した時にドッと疲れが出て何もできなくなります。

働いていた時もそうでした。帰宅と同時に疲れがドッと出て家では何もしたくなくなる、できなくなるという状態でした。

今回は疲れに加えて頭痛と吐き気も加わりました。何とか我慢していましたが、どうしても我慢できなくなり、痛み止めの薬を飲んで寝てやっと回復してこうしてパソコンを開くところまでになりました。

 

頭痛と吐き気を治すために横になりながら、今日の面談で学んだ事を反芻していました。

結論から言うと、何らかの仕事を週2~3日、一日4~5時間程度でいいから始めてみてはどうか、という方向性でした。

職種のお勧めはマンションの清掃でした。なぜお勧めなのかと言うと週2~3日、一日4~5時間程度、濃厚な人間関係がない、などしばらく仕事から遠ざかっていた人が手始めにやるには打って付けの内容だからだと思います。

でもどうしても興味が持てないしやる気が出ないし、本当に困り果てました。

これはやはり自分でも真剣に仕事を探してみる必要があるかもしれないと思いました。

その一方で、どうしても釈然としない思いを消す事ができませんでした。

と言うのも、僕は今全く働いていないという前提で事が進められていたからです。

全く働いていないからこそ、週に2日でもいいから一日3時間でもいいから働く事に慣らしていきませんか、という雰囲気なのです。

 

しかし…

今の僕は毎日が忙しいです。物凄く忙しいわけではないのですが、それなりにいろいろやっています。

何をやっているかと言うと、一言で言うとかなさんの手伝いです。

具体的には、食器洗い、食後の片付け、米研ぎ、買い物、洗濯、粉ミルク作り、粉ミルク飲ませ、煮沸、かなさんが手が離せない時の赤ちゃんの子守り、沐浴風呂洗い、布団干し、ごみ出し、掃除…

一つ一つはそれほど大変ではないし、短時間で終わるのですが、細々とした雑用もすべて合計すればそれなりの時間になります。多分一日平均5~6時間はやっていると思います。

一日5~6時間とすると一週間で5~6時間×7日=35時間~42時間/週。つまり週5日のフルタイム労働と同じ時間、「家事育児補助」という家政婦のような仕事をしているのです。

この労働は全くカウントされず、働いているとは見做されず、働いてない事になっていて、だから週2~3日からでも働きましょう、という方向性になっているような気がするんです。

「家事育児は本来妻が一人で全部やる事で、夫が外で働きもしないで手伝う事じゃない」というのが今の日本のあり方なんでしょうか。

でもその結果、妻が産後鬱や育児ノイローゼになったり、家庭内別居や離婚になっているのではないでしょうか。そこまでは考え過ぎですかね。

こういう事をいろいろ頭痛と吐き気の中で考え続けてきた結果、思いついた事があります。

それは、どこにも勤めていない生活保護受給中の僕なのですが、育児休業を申請してみようかなという物です。生活保護では育児休業は無理なのでしょうか。まだ調べていないので分かりません。

妻が産後鬱になろうが育児ノイローゼになろうが、妻を見捨てて夫は外で働くしかないのが今の日本なのかもしれませんが…