我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

生活保護その1 生活保護を受給する事になりました。

台風15号で南房総の家の屋根がなくなり、雨漏りやカビやダニの発生によって住めなくなり、地元の東京に戻る事にしました。もちろんかなさんと一緒です。かなさんの事情もあり、南房総に住み続けるよりは東京のような都会の方がいいと判断しました。

東京で賃貸物件を借りるまでは役所に紹介された横浜の施設に入所していました。

この施設ではかなさんとは一緒の部屋で過ごす事ができず、別々の部屋で別々に食事を取っていました。ホームレス状態でしたから高望みしてはいけないのですが、決められた食事を決められた時間に取り、シャワーは17時までという制限があり、なかなかしんどいものがありました。

東京に引っ越してきたのは10月中旬でしたが、家具や電化製品もない中での引っ越しでしたから今まで家の中を整備するだけで精一杯でした。

南房総時代と同じぐらい古い家なので、いろいろな所が壊れていたり動かなかったり汚かったりしていたので、直したり掃除したりという日々を送っていました。

そしてしばらくすると足やお尻がやたらに痒い状況となってしまいました。何が原因か分からなかったのですが、多分南房総で発生したダニが布団や服などに一緒にくっ付いてきてしまったに違いないと思いました。それでなけなしのお金を使って布団乾燥機を買い、掛け布団、毛布、敷き布団、枕、シーツ、こたつ布団、服などに対して熱風退治を徹底的にしまくりました。

しかし、それでもなかなか痒みが治まらず、ダニはいないはずなのになぜ痒いのか悩んでいたのですが、どうやら肌の乾燥が原因だと分かりました。

知らない間に足腰が乾燥して皮膚の表面から白い粉が落ちるほどになっていましたが、足に油を塗って潤いを補うと痒みが一気に治まりました。

引っ越し後の家の整備と補修、その後のダニ退治と痒み対策などであっと言う間に12月になってしまいました。

(前置きが長くなってしまいましたが、発狂するほど痒かったので非常に大きな問題だったのです。)

さて、僕とかなさんがなぜ生活保護を受給できるようになったかと言うと、一言で言えば、役所まで専門家の人に付き添ってもらえたからです。

 

僕は過去に別の自治体で生活保護を二回断られた事があったので生活保護の受給は無理だろうと思っていました。1回目の時は親族に連絡しますよと言われ、その時は連絡されたら恥ずかしいと思ったので諦めました。2回目の時は生活保護を受給するよりも今は病院に通って治療する方が先だと言われてなかなか話が先に進みませんでした。

今回は生活保護を申請する前に専門家の人といろいろ相談したり一緒に役所まで行ってもらえたので、順調に受給する事ができたように思います。

生活に困っている人、経済的に苦しい人は一人で悩まず、一人で役所に相談に行かず、まずは支援団体と相談し、役所まで同行して頂く事をお勧めしたいと思います。僕にご連絡を下さった方には素晴らしいNPO団体をご紹介致します。

「実は少ししんどいあなたへ あなたも使える生活保護」で検索してみて下さい。

日弁連のパンフレットのPDFファイルが出てきます。