我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

目に見えない障碍者

今の過酷な競争社会は止めにしてこれからは助け合いの社会にすべきだと言う人も増えて来た。

 

確かに競争よりも助け合いの方が遥かにいいと思う。

 

だけど… 助ける能力がない人はどうするんだろう…といつも思っていた。

 

例えば病気の人や障碍がある人。助けたくても助けられない人。

 

手や足がない、と言った誰が見ても大変そうな人は分かりやすい。

 

しかし、手も足もある。しかし、頭蓋骨をカパッと開けて見ても、どこにもセロトニンがない。ドーパミンもアドレナリンもない、なんて言う人がいるかもしれない。これは極端な話だけどそれに似たような事はあると思う。

 

何かの物質がない、正常値よりも足りない、と言う事であれば、確かに貴方は障碍者ですね、働けませんね、と認定されると思う。

 

しかし、目に見えない障碍があると言う事もあるのではないだろうか?

 

例えば自己肯定感。これがないと働く事だけでなく、ほとんどの事にやる気が出なくなってしまう。

僕の予想では、引きこもりやニートになっている人たちの原因が自己肯定感のなさなのではないかと思っている。

 

むしろ、しっかりとした自己肯定感さえあれば、両手両足がないと言うような大変な困難さえも乗り越えていけるような気がしている。

 

三つ子の魂百までと言う諺が正しいかどうかは分からないが、3歳までに自己肯定感を培う事ができなかった場合、ほぼ100歳まで助からない、と言う事なのかもしれない。