我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

古市佳央さんの講演会に行って参りました。

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今頃何だよ、という感じですが、
10月1日に古市佳央さんの講演会に行って参りました。

古市さんは高校生の時に交通事故で全身に大火傷を負い、
その結果、3年間の入院期間中に33回の手術を受けた人です。

その古市さんが「コンプレックス」をテーマに講演をされると知って、
外見コンプレックスに苦悩してきた僕はその講演会に行ってみる事にしました。

コンプレックスはなくならない。
人はみな何かしらのコンプレックスを持っている。
一つもコンプレックスがない人は人の苦しみが分からなさそうな気がする。
コンプレックスは成長させてくれるもの。
コンプレックスがないと嫌な人間になっちゃいそうな気がする。

火傷の跡が今も残る古市さんの言葉だけに
このような言葉は凄く心に残りました。

それと、コンプレックスの話も良かったのですが、
思いがけず親子関係の話が出てきて、それも凄く心に残りました。

古市さんは若い頃は父親との関係が悪かったそうです。
父親が事業に失敗した結果、古市さんが若い頃は借金取りが家まで来る家庭で、

借金を作った父を怨んでいたそうです。

しかし、講演活動を通して幸せを感じられるようになり、
自分が幸せになったことで初めて、自分を産んでくれた父に感謝できるようになったそうです。

親に対して無理に感謝する必要はない。
それよりもまずは自分が幸せになる努力、幸せに気付く努力をする事。
それには人と会う事。人と会う努力をする事。
自分が幸せになれたら、そういう自分を産んで育ててくれた親にも感謝できるようになる。
講演をすることで人に認められたり、愛されたり、抱き締められたりして、
自分を認め、受け入れられるようになった。
自分が認められ、受け入れられる場所に行く事が重要。

古市さんは身長が180㎝以上ある感じで、
すらっとしていてお洒落で気さくなお兄さんという感じでした。
火傷の後が今も残る外見なのですが、雰囲気、生き方、話し方、話す内容、
生き様、そういう面でホントにカッコいい人だなぁと心から思いました。

もしも火傷を負わずに生きていたとしたら、
外見だけで言えば確かに今よりもカッコよかっただろうと思います。

しかし、そうだった場合よりも、今の古市さんの方が本質的にカッコいいな
と思いました。

芸能事務所のアイドル達よりもずっとカッコいいなと思いました。

宇宙人関係が好きな僕はここでまたも宇宙人を思い出してしまいました。

アミ小さな宇宙人という本で、アミは普段は小柄な小学生のような姿なのですが、
一瞬だけ、本来の姿を現して、ペドロや敏香の前に登場したことがありました。

そのアミの姿は非常にかっこよかったそうです。
古市さんも外見は火傷の跡があるのですが、
古市佳央という肉体の中に入っている本物の古市さんは本来のアミみたいなカッコいい人なんだろうなぁと思いました。