我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

愛と性の問題についても書いていきます。

僕は若い頃から常に抜群にモテなかったので、
公衆の面前でイチャイチャしてるカップルが視野に入ってくると、
凄く羨ましいなぁと思ってしまいます。
若かった頃は(こんなとこでキスすんじゃねーよ馬鹿っプルが!!)なんて心の中で怒
り狂っていました。
そして、そのカップルの女性が美人であればあるほど、そのカップルの男性が不細工であればあるほどその怒りと羨ましさは激しくなっていったのでした…。

他人の幸福を喜べない、狭量で浅ましい自分だなぁという気持ちも同時に湧き起ってい
ました。
凄く複雑な気分になります。
今は老化してオッサンになり、大分性欲も低下してきましたので、
大分冷静に見送ることができるようになってきました…。

渋谷駅なんかに行くと、昼間からブチューってやってる人をたまに見かけます。

でもそれ以上はやらないですよね。

A、B、Cで言うと、Aまで。ハチ公前でCをしてる人は流石に見たことがありません
。でも、快晴でポカポカ陽気の良い天気のときの、芝生でふかふかの公園でカップルが
イチャイチャしているのに、やはりやったとしてもAまで。Cまでやっているのは見た
ことがありません。

これは何ででしょう。

やっぱり恥ずかしいんでしょうか。

でも何で恥ずかしいと感じてしまうんでしょうかね。

肉体の三大欲望として、食欲、眠欲、性欲とありますが、公衆の面前で食べてても恥ず
かしくない。公衆の面前で眠ってても恥ずかしくない。でも、公衆の面前でセックスす
るのは何だか少し恥ずかしい気がする。

これってよくよく考えてみたら不思議に思いませんか?

食欲と眠欲は大っぴらにやってるのに、なんで性欲だけは密室で誰も見てない所でコッ
ソリやって、少しでも見られたら恥ずかしいと思ってしまうんでしょうか。

僕は地球全体から見たら、かなり恵まれた立場にいるんだと思います。

飢餓や戦争のない先進国に生まれました。

先進国の中でも最も治安のいい国、日本。

そして、貧乏ながらもインスタント焼きそばでいいなら一日三食食べられる。

クーラー、冷蔵庫、パソコン、スマホ、洗濯機、電子レンジがある生活。

そして、親が苦労に苦労を重ねた結果、大学を卒業することもできた。

僕を間近に見てきた人ほど、(お前さぁ、もっと恵まれてることに気付けよ…。
大学まで出してもらってさ…、障碍もない五体満足に産んでもらってさ…、
それなのに死にたい死にたい、自殺自殺って…。お前はなんて我儘で自己中なんだよ…。
自分にない物ばかり見つめるんじゃなくてさ、もっと自分にある物を見ろよ…、
感謝が足りないんだよお前は…)
このように思っていらっしゃると思います。

それは本当にその通りだと思います。

確かに、人間に一番大切なのは、空気で、二番目は水、三番目は食糧だと思います。

だけど、人間と言うのはそれだけで幸せになれるかどうかは分からないと思います。

三島由紀夫は贅沢で自己中な馬鹿だったのでしょうか…。
太宰治はなぜ今ある物で満足できなかったのでしょうか…。

僕は彼らのことをあまり知らないので、何で自殺したのかは分かりません。

でも、僕は人間には、愛と性が必要だと思っています。

三度三度の食事があり、親に大学を出してもらったとしても、
人は失恋で命を絶つこともあります。

最愛の人を病気で失い、後追い自殺をする人もいます。

僕は、実は先日、やっぱり、僕は「愛と性」の問題を避けて通ることはできない、
と確信し、そのことで悩んできた日々を思い出しました。

そして、そういうことももう、書いていこうと思いました。

(なんか妙に高尚なことを書いててお前ムカつく、と思われる方もいらっしゃるかもし
れません。僕は高尚ではなく本物の低俗な俗物です。来世こそ、来世こそ!福山雅治
かエグザイルのような金持ちなイケメンに生まれ変わって、モテモテになってイチャイチャしたいと思っています。)