書評その50 女性を悩ませる経皮毒 池川明著
胎内記憶研究の第一人者・池川明医師の著書ですが、胎内記憶関連の内容ではないので逆に興味を持ちました。
とても分かり易くすらすら読めました。
それにしても未だに婦人科のいろいろな病気の原因が分かってないんですね…
未だに原因不明ばかりでホントにビックリしました。
あと、1960年までは子宮内膜症の患者がほとんどいなかったというのはホントにビックリしました。日本の工業化と共に患者が激増していているので深い相関関係にあると感じました。
その頃から有毒化学物質が水や大気や食べ物や洗剤やシャンプーなどに含まれるようになりましたからね。
それらが怪しいと考えるのが自然ですよね。
やたらと下痢になるので食べ物には気を付けてきたのですが、僕は40歳過ぎるまで経皮毒を軽視してきてしまいました。
経口毒は肝臓で解毒されたり、尿や便として排出されやすいのに対して皮膚からだと蓄積されやすいというのは納得でした。
結局消費者にできる事は怪しい物は使わない、買わない、これしかないなと思いました。
ウイルスや細菌は免疫がやっつけてくれるけど、経皮毒は免疫が対処できないのでウイルスよりも厄介だなと思いました。