ひきこもりその1 初めての自助グループ参加
昨日、不登校・ひきこもり・発達障害の当事者・その親の学習会に行ってきました。
今までこういう集まりには参加したことがありませんでした。
もともと家で本を読んだりネットを見ている方が好きなので、わざわざ行く必要性を感じなかったからです。
でも福祉事務所の就労サポーターやケースワーカーからの就労圧力が増大してくる中で、何らかのアクションを起こす必要に迫られ、まずは何らかの自助グループに参加して情報収集するところから始めようと思ったのです。
よく考えてみたら最後に働いたのが2018年の8月で、それ以来働いてもいないし、就活もほぼやっていないので、実質ひきこもり状態なのかもしれないと思いました。今まで自分がひきこもりだと言う認識自体がなかったような感じがします。
来ていた人はほとんどがひきこもりの母親で当事者は少なく、全部で15人ほどでした。
でも行ってみて凄く良かったです。来ている人もいい人そうだし、雰囲気も悪くなく、いろいろ学べました。次も行ってみようという気持ちになりました。
今回は長年民間企業や学校でカウンセラーをしてきた人を講師に迎えての学習会でした。
子どもの不登校で悩んでいるお母さんが涙ながらに講師に質問していました。
僕は話を聞いていて、そんな酷い学校なら行かないに限るなと心の中で思っていました。もちろんそう簡単に割り切れる悩みではないと思ったので黙っていました。
ちなみに僕は学校には行きたくなかったのですが、そんなことしたら親からの虐待が激しくなるのが分かっていたのでやむを得ず行っていました。
学べたこと
・「楽の会リーラ」という組織があるらしい。
・自分は何を大事にして生きてきたのか?それを書き出して可視化してみる。
・赤ちゃんをほったらかしにしないで誰かの視界の中に置く。
・赤ちゃんの頃、泣き叫んでも無視されてきた子→生きる意欲が低下する。
・子どもの頃親に受け入れられた人はパワハラを受け流せる精神力が身に着くが、そうでない人はパワハラに耐えられなくなる傾向が強い。
・子どもは親の価値観を引き継いでいる。親が悲しまないように親の価値観で生きている。親の人生を生きている。
・「OSDよりそいネットワーク」という組織があるらしい。(O)親が(S)死んだら(D)どうしよう、の略。
・祖母から「お天道様が見ているよ」(人が見てない所でも悪いことは出来ないよ)という価値観を教わった。今も祖母の価値観に縛られて生きている。
・説教と指示はダメ。悩んでるんだね、困ってるんだねと共感する。子どもに解決策を押し付けない。子どもが自分で考えて解決案を見つけるようにしていく。子どもが考えた案に賛成する。子どもがその案で失敗したら「それ見ろ」と言わない。転ばないようにアドバイスするのではなく、転んだ後に起き上れるように応援する。
・失敗を咎められると子どもは失敗を恐れ、何もしなくなる。
・子どもは感情を押し殺して感情に蓋をして生きている。
・不登校の原因は学校やいじめが原因ではない。それは最後の引き金でしかない。それまでに多くの事を我慢してきたのが原因。
・今はゆっくり引きこもって充電していいよ、というビームを出していくと回復は早い。
・普段はペンキ屋でセミプロのスノーボーダーがいる。これは成功例。
・自立はお金を稼ぐだけでは十分ではない。自分でご飯を炊いたりといった生活能力も必要。
・「青少年健康センター」という組織があるらしい。
・COMOLYという在宅ワーク系のサイトがあるらしい。
普段は駅や電車でもマスクなんてしないのですが、久しぶりにマスクをしました。アベノマスクです。3時間もあったのでだんだん息苦しくなってきました。生き辛さの上に息辛さまでも加わってしまったので、息苦しくないマスクも入手する必要を感じました。酸欠だと癌細胞が増殖しやすくなるのでコロナよりもそちらの方を注意しないとと思いました。