我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

土地の所有について

先日、とある喫茶店にいたときの事です。

隣りの人が壁一枚を隔てて熱弁を振るっているのですが、その人の口臭がかなり臭かったので、どうしてもその人の話が気になってしまいました。

その人は顔は笑っているのですが、目が笑っていないのです。

表面的には笑顔だったのですが、その笑顔が表面的で怖かったんです。たとえて言えばチンチロの班長とか寄生獣の目だったんです…。

にこやかにしゃべる班長の机の上には不動産の地図や図面が広げられていました。僕は直感的に感じました。これはやばい商品なんだろうなと…。

班長が売っていた不動産が欠陥商品なのか詐欺なのかは分かりませんが、僕には詐欺臭が感じられてなりませんでした。

そもそも「土地」を「所有」するという枠組みそのものが壮大なる詐欺のようでもあるのですが…。そもそも誰からその土地の所有を認められたのでしょうか。先祖代々? 最初にその土地を所有した先祖は誰からその土地の所有を認められたのでしょうか? 「誰もいなかった所に最初に住んだ」とか「誰かから奪い取った」のではないでしょうか。「最初に住んだからその人の所有」という規則も不思議ですよね。「2番目に住んだからその人の所有」という規則でもいいですよね?「最後に住んだからその人の所有」でもいいですよね?結局、規則そのものの内容よりも規則を強要する武力だけが問題なんだろうなと思いました。