アルゼンチン対クロアチアを見て
夜中にワールドカップが行われてくれている御蔭でいくつかの試合をリアルタイムで見る事ができる。働いている人間でもリアルタイムで見れる試合があるというのはありがたい事だ。でも働かなくてもいい社会、働くか働かないかを自由に選べる社会になればいいのになぁと思う。
眠い中3時に起きてアルゼンチン対クロアチアを見た。
メッシのプレーを見る為だ。
折角夜中に起きて見たのにメッシのスーパープレーは見れなかった。
クロアチアの守備が良かった。
モドリッチやラキティッチは所属クラブでのパフォーマンスの何倍も良かった。
所属クラブではチーム事情に合わせて気の進まない役割を演じているのかなとさえ思った。今日のモドリッチとラキティッチは本当にのびのびとプレーしていたと思う。
メッシの超人的なプレーを見る為に起きていたのに、見たのはアルゼンチンの選手たちの度重なる薄汚いプレーだった。
正々堂々と勝負せずにわざと相手の足を踏んだり、足を掛けたり…。
見ていて本当に見苦しかった。これが優勝2回のサッカー大国の成れの果てかと…。
なぜディマリアとディバラが先発で出てなかったのかも理解できなかったし…。
アルゼンチンは攻撃陣はタレント揃いだが、中盤と守備陣にはめぼしい選手が本当にいないんだなと痛感した。
マスチェラーノを始めとしたボランチの選手の攻撃参加が乏しくて、センターサークル
辺りでメッシにボールを渡しちゃってる…。そんな所からやれっていうのかよと思った。バルサでブスケッツやラキティッチやイニエスタがやっている役割までメッシがやらざるを得ないような状況になっていた。
あれじゃあメッシがどんなに超人だとしても限界があると思った。
アルゼンチンが優勝してメッシの涙が見たいなぁなんて思っていたがそれもほぼ厳しい状況となった。
人間にもしも魂というものがあり、人生の目的が魂の成長であるとするならば、メッシにとっては優勝できない事の方が魂は成長するのかもしれないなとは思った。
人生は思い通りにはならない。
バルサで活躍できたのはチームメイトに恵まれたお蔭なんだと気付く為にこういう事になったのだろうか。