我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

コロンビア戦で感じた本田選手と川島選手への不安

日本がコロンビアに勝った…!!!!!

まさか…まさか…まさか…

日本がコロンビアに勝ってしまった…

嬉し過ぎるし、嬉し過ぎると同時に驚愕しています…

コロンビア、セネガルポーランドの内で一番勝つのが難しいと思っていた相手。

良くて引き分け、多分負けるだろうと予想してました…

しかし、スターティングメンバーの中にハメスロドリゲス選手がいなかったのと、

香川、乾、原口の前線メンバーを見て、これはもしや行けるかも…と思いました。

ハメスロドリゲス選手とラダメル・ファルカオ選手は個人の能力が他の選手よりも図抜けているので、こちらがどんなにいい守備をしてもそれを乗り越えてしまう力がありますが、その内の一人がベンチスタートとなったのは本当に大きかったと思います。

ハメス選手は途中出場しましたが、ほとんど走れていなくてほとんど守備ができていませんでした。体調があまり良くないんだろうなと感じました。

ハメス選手がいない以上、脅威となるのはファルカオ選手だけでした。

こちらの守備の選手の裏に抜け出す動きはやはり超一流でしたが、その決定機を2、3度と外してしまったので、往年の決定力はなくなったんだなと感じました。

日本は開始直後からロケットスタートを切り、大迫選手が前線で相手の汚いプレーにもめげずに決定的なシュートを打ち、それはキーパーに防がれましたが、そのこぼれ球に詰めていた香川選手が落ち着いて枠内シュートを打つことにより、相手選手がハンドで防がざるを得ない状況に追い込む事ができました。ここで枠内に確実に打てた香川選手はやはり大舞台を幾度も経験してきた選手らしく落ち着いていたなと思いました。その後のPKも落ち着いていて凄く良かったと思います。

香川選手は点を入れた事だけではなく、前線での守備も本当によく頑張っていたと思います。ドルトムントの時よりも守備を頑張っていたように感じました。

守備と言えば大迫選手も本当によく走りまくって凄かった…。

特に、ハメス選手がフリーな位置から決定的なシュートを放ちましたが、大迫選手がペナルティーエリアまで戻ってスライディングでシュートをブロックしてくれました。

この大迫選手の気迫とそこまで戻るか、という姿勢に本当に心を打たれました。

また、守備では原口選手と乾選手も本当によく頑張ってくれました。よくここまで走れるなと言うぐらいにチェルシーのカンテ選手でも叶わない位に走り回ってプレッシャーを与えまくってくれたと思います。原口選手も乾選手も相手の決定的なチャンスを何度も潰してくれていて、本当に心を打たれました。

そんな中で一人だけ違和感があったのがやはり本田選手でした。

本田選手は香川選手の交代選手として後半が半分終わった頃に出場しましたが、日本選手の中でなぜか彼だけがほぼ、ほとんど守備らしい事をしていませんでした。

後半から出場したので体力は十分にあるにも拘らず、パラグアイ戦に続き、またもや彼は守備をほとんどやらずに終わりました。

なぜ彼はここまで頑ななまでに守備をしないのか…。

これではチームの和を乱すのではないのか…、という事を感じざるを得ませんでした。

彼は大迫選手の決勝点をアシストする素晴らしいコーナーキックを蹴ったので、彼の守備について語る人は誰もいませんが、だからこそ私だけでも語りたいと思います。

あと、試合後のインタビューではほとんどすべての選手が嬉しさや満足感、達成感などを語っていましたが、本田選手だけが欲求不満な表情で全く嬉しそうではありませんでした。多分、先発で出場できなかった事が悔しく、不満で、チームの勝利なんてどうでもよかったんだろうと思います。むしろほとんど自分が出場できてなかったのにチームがうまく機能してしまって疎外感を感じているんだろうと思いました。

本田選手は32歳で彼よりも年上なのは35歳の川島選手と34歳の長谷部選手ぐらい。本田選手の過去の世界的な活躍や実績を考えると、彼の今日の自己中なプレーや自己中な態度を諌める事が出来る人はいないんだろうなと感じざるを得ませんでした。

ワールドカップは自分の能力を世界にアピールする場だと捉えて自己中なプレーをする選手はアフリカなどの貧しい国の選手に多いですが、本田選手にもそのような雰囲気を感じざるを得ませんでした。

本田選手は日本代表のメンバーに対する精神的な影響力がとても大きいだけに、本田選手の今日の様子が今後の日本代表チームにどのような影響を与えて来るのか、凄く心配になるとともに、老練な西野監督が本田選手をどのように導いていくのか、とても興味深く見守っていきたいと感じました。

あと、この試合の唯一の失点は、私は個人的には十分に防げたと感じました。

川島選手は謹呈路選手のフリーキックを両手でキャッチしようとして、手が届かない状況となってしまいました。しかし、あの時にキャッチする事を捨てて左手一本でパンチングする選択をすれば十分に防げるスピードだったと思います。

この失点は確かに謹呈路選手の個人技を褒めざるを得ないものではありますが、川島選手は両手キャッチではなくパンチングという選択をする判断力があれば防げたので、ある意味川島選手の判断ミスだとも感じました。私はやっぱりキーパーは中村選手か東口選手にして欲しいと改めて感じました。

私は本田選手の今日のパフォーマンスを見て、先発は香川選手で決まりだと改めて感じると共に、香川選手が交代する時にも本田選手にする必要は必ずしもないのではないかと感じました。本田選手は結局大迫選手のアシストになったコーナーキック以外での見せ場はほぼありませんでした。

香川選手がスタミナ的に厳しくなったら柴崎選手をボランチからトップ下に変更して、ボランチに大島選手や山口選手を入れると言う形でもいいのではないかと思いました。

今振り返ってみると、本田選手は香川選手に先発の座を奪われてしまって、そこを取り返すために、どうしても自分で得点を決める事で先発の座を取り戻そうとしているのかなと思いました。そのために守備は手を抜き、ひたすら攻撃で頑張っていましたが、やはりスピードも技術もコロンビア守備陣に通用していなくて、見ていて期待を持てませんでした。