映画評論その6 東電刑事裁判不当判決(ネタバレあり)
30分ほどの短い映画だったので最後まで見ることができました。
NHKスペシャルとかクローズアップ現代のような感じの映画でした。
東京電力の経営陣は無罪になりましたが、それが正当な判決だったのか、不当な判決だったのかが分かりました。
当時の副社長(責任者)の元には、地震の前に15メートル以上の津波が来るかもしれないという調査結果は来ていたようです。
しかし15メートルの津波対策をすると会社の経営が厳しくなるとの判断で津波対策はしないことになったというのが真相のようですね。
難しい経営判断だったのでしょう。
100%来るとは限らない地震や津波のために、会社が倒産するレベルの大金を掛けて堤防を作る決断はできなかったんだと思いました。
堤防を作って津波が来たらヒーローですが、堤防を作って津波が来なくて会社が倒産したら… ということを考えてしまったんだと思います。
でもお金がないなら銀行から借りるなりいろいろ金策はあったような気もするし、東京電力ならどこの銀行でも貸すような気がするのですが…
今ならユーチューブで無料で見れるので見れるうちに見ておいて良かったなと思いました。