我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

鬱罪惰リスケ第2話 働かないのは憲法違反?

鬱罪惰リスケ(ふぅ~…。銀玉さんは下級奴隷は鬱になりにくいからいいって勧めてくれたけど、下級奴隷の仕事にも全く興味が湧かないし、昨日ハロワで検索したけど、ほんと興味の持てる仕事がないよなぁ…。「神に復讐する仕事です。戦争・貧困・飢餓・争いの舞台となる地球を作った神に復讐する仕事です。私たちと一緒に神に復讐しましょう」なんて仕事があったら速攻で応募するんだけどな…。神に勝って神を奴隷化できたら神を搾取して金持ちになれるかなぁ…。やべやべ…。こういう異常なことばっかり考えてないでもっと建設的なことを考えないと…。そうだ…。馬場先輩にも相談してみようかな…。)

鬱罪惰リスケ「馬場さん、ちょっと相談があるんですけど…」

馬場好美「何?今週末のオールカマーのこと?」

鬱罪惰リスケ「いえ、僕もう競馬は止めたんですよ。ずっと前に。あまりに当たらないから頭に来て、エクセルファイルに入力してみたら、トータルで見ると元本割れしてることが分かったんですよ。元本の回収だけで精一杯ならもう止めようと思ったんですよ。やっぱり胴元になって確実に搾取できる立場になれば確実に儲かると思ったんですけど、僕じゃ無理だし…。」

馬場好美「それで話って何?」

鬱罪惰リスケ「…。僕、凄く甘えてるし我儘だと思うんですけど…。ほんとの事言うと、働きたくないんです…」

馬場好美「甘えてるというか、それやばいよ…」

鬱罪惰リスケ「やばいってどういうことなんでしょうか…」

馬場好美「あんた憲法知ってる?憲法27条に勤労の義務っていうのがあるのよ。だからあんたは存在そのものが憲法違反よ。それにあんた、今の教育は間違ってる!とかブログで主張してるでしょ。26条にはね、普通教育を受けさせる義務があるって書いてあるわよ。それにあんた、自己破産したそうね。それじゃ税金もほとんど払ってないでしょ。憲法30条違反ね。あんた今、相当やばいと思うよ。」

鬱罪惰リスケ(うわぁ…。馬場先輩何気に法律に詳しかったのかぁ…。馬だけに詳しいのかと思っていたら…。憲法にそんなこと書いてあったとは…。だからみんな鬱病心筋梗塞か家族が崩壊するまで働いてたのか…。なるほどなぁ…。)

鬱罪惰リスケ「…。僕ってどうしたらいいんですかね…。」

馬場好美「どうって。働くしかないでしょ。だってここは日本牧場なんだから。生まれたときから、競走馬かめんどりか乳牛か猟犬ぐらいにしかなれないの。あんた40にもなってまだそんなこと分かんないの?走るのが得意なら競走馬、卵を産むのが好きならめんどり、乳が出るなら乳牛、権力者の犬になりたいなら猟犬。」

 

つづく…。