我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

映画評論その17 夢みる小学校

素晴らしい教育をしている小学校を取材したドキュメンタリー映画でした。

本当に素晴らしい教育がされていて、自分の子供はぜひこの小学校に入れたいと思いました。

というのも子供が生まれてからずっと悩んでいたんです。いわゆる普通の公立小学校に行かせていいのだろうかと。

僕は子供が全く興味を持てないような知識詰込み型教育や点数を競わせる教育に大きな疑問を持っています。二次方程式が解けると何の役に立つんでしょうか。全く意味不明です。子供の自尊心や自己肯定感を奪うだけじゃないでしょうか。

そんな疑問に対する答えみたいな学校でした。

教育と言っても凄い先生が真似のできない教え方をしているという話ではなく、先生が教えるよりも子供に考えさせたり挑戦させて失敗させたりという体験型教育なのです。

これこそこれからの時代にふさわしい学校のあり方だと思いました。

東京にはなくて、今はまだ山梨、福井、和歌山、北九州、長崎にしかないのがとても残念です。

監督はオオタヴィン氏。この人は数年前に「いただきます ここは、発酵の楽園」という映画も制作されています。この映画も素晴らしい映画でした。これからもオオタヴィン監督の作品は要チェックだなと思いました。

ちょびっとだけネタバラシをすると、宿題もテストも整列もない小学校なんです。それなのに進学先の学校では優秀な生徒になっているんです。ここが凄いところですよね。宿題もテストもなかったら進学先で落ちこぼれになると思いませんか?逆なんですよ。不思議ですよね。

これだけ型破りな小学校なのに厚労省からもお墨付きをもらっているのも凄いところです。

こんな学校が1校でも増えたら日本も生きやすい国になっていくと思いました。

お勧めします。