我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

ひきこもりその8 働くとは何なのか

先日ひきこもりの集まりに行ってきました。

その集まりは40代~50代と思われるひきこもり本人が多く、当事者ならではの、とても参考になる話がたくさん聞けるので一番楽しみな集まりです。

やっぱり当事者と話すのは一番楽しいですね。

いろいろな話がありましたが、一番印象に残ったのは、ある参加者のお父さんの話でした。

その人のお父さんは親からもらった会社を持っていて、その社長として働いているそうです。

しかし、働いているとは言っても、実際には利益を上げることができず、家に生活費を入れることはできてないらしいのです。むしろいろいろなところからお金を借りてきてしまい、借金を作るのが仕事みたいになっているそうです。

それなのになぜ一家が生活できているのか?と思いましたが、その人の奥さんが非常に有能で立派な人であるようです。毎月数十万稼いできて生活費にし、旦那さんが外で作ってきた借金も返し続けているそうです。

この話を聞いて、驚くと共に不思議に思いました。

なぜそんな状態なのに奥さんは別れようとしないのか。

初対面だったのであまり深く話を聞けなかったのが残念でした。

利益を上げることができず、借金を増やすだけの仕事ならむしろ働かない方がいいのではないか…そんな思いになりました。

「働く」とは一体何を意味する行動なんだろうなと思いました。

妻にとって夫とはお金を運んでくるだけの人ではないという一例なんだなと思いました。

僕は今働かないで生活保護で暮らしています。

社会にプラスの価値を提供できていない状態です。

貰って生きるだけの人間です。

でも僕は卑屈になったりはしません。

なぜなら政治家と比較したら僕の状況というのはまだマシな気がするからです。

多くの政治家はGHQの指示の元、日本国民のためにならない法律(水道民営化、種子法関係、派遣社員量産、郵政民営化などなど)をたくさん作り、日本国民をじわじわと締め上げ、苦しめています。

社会にプラスの価値を提供するどころか、政治家は社会にマイナスの価値を提供していると感じざるをえません。社会に甚大な被害をもたらしながら年収数千万円の収入を税金から得ています。

そう考えると僕は政治家ほど社会に甚大な被害をもたらしてないので、政治家よりはマシな状態なのかなと思っています。