我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

書評その103 嫌なこと、全部やめても生きられる プロ奢ラレヤー著

久しぶりに超面白い本に出会えました。猛烈に面白かったです。

お勧めします。

著者は1997年生まれの22歳で、年収1000万円の奢られ屋です。

収入のメインは月698円の有料noteかららしいです。ツイッターもフォロワーが9万人以上いるそうです。

 

働かないで生きていくにはどうしたらいいかの参考になる情報を探していてこの本も読む事にしました。

今世間では「好きなことを仕事にして生きていく」生き方がもてはやされていますが、著者は、好きなことはそう簡単には見つからないと喝破していました。

好きなことが見つからなくても、得意なことで稼ぐことを推奨していました。

そして最も強調していたのが題名の通り、嫌な事をやめること。

嫌な仕事を辞めても生きていけるのはフォロワーに奢ってもらえる著者ぐらいなもんだと思いましたが、奢ってもらえない場合の方法として、野宿、炊き出し、市営の施設などを紹介していました。

ちなみに、著者が好きなのはサウナと下駄。サウナが好きだからサウナの経営とか下駄の販売と言った方面に行かず、やりたくないことはやらないで生きているのは凄いなと思いました。

実は僕は著者のことは前から少し知っていました。働かないで上手に生きていて凄いなと思っていました。

でも真夏に毛糸の帽子とか、上から目線で威張ってるような物言いが嫌いで避けていました。

でもこの本を図書館で借りることができて著者への偏見が取れました。

本当に頭がいいし、いろいろな固定観念や思い込みなどで固くなった頭をほぐして柔らかくすることができると思いました。

これからも著者の言論は注目して行きたいと思いました。

 

実は最近生活保護が嫌になってきました。

就労サポーターとケースワーカーが働け働けうるさいからです。

結構なストレスです。

こんなにストレスを受けるぐらいならもう一度ホームレスに戻ろうかなと思っているところでした。

でもそういう大胆さがなくなったのは彼女と子どもができて僕の中に守りの姿勢が出て来ていたからだと思います。

でももう一度原点に戻って、やりたくないことはやらない、嫌なことはやめる、そういう人生に戻ろうと思いました。

たとえそれで生活保護が停止されたとしても。