我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

書評その52 他人の引き寄せ体験ほど役に立つものはない。 ミナミAアシュタール著

この本、めちゃくちゃ面白かったです。

でも人には勧めません。

受け入れられない内容が多いと思うし、受け入れられない人が多いような気がします…

「宇宙人」に躓く人は厳しいし、アシュタールさんとかさくやさんとか誰それ?と、話し手の社会的地位やプロフィールを気にする人も厳しいと思います。

誰が喋っているかではなく、発言内容が面白いかどうか、役立つかどうか、納得できるかどうかだけで判断できる人にはこの本はお勧めできます。

 

この本は僕にとって、「この本ほど役に立つものはない」本になったと思います。

あまりにも内容が濃くて、全部覚えきれなかったのでもう一回読もうと思っています。

 

この本はタイトルが「他人の引き寄せ体験」であり、サブタイトルも「15人の引き寄せ体験の全記録」とありますが、僕が読む限りでは、引き寄せ体験の事例集と言うよりは、著者のカウンセリングルームのカウンセリングの事例集と言った感じでした。でも「他人のカウンセリング傍聴ほど役に立つものはない。」という題名にしたらつまらないからしょうがないですよね。

 

もちろん引き寄せ体験の事例もいろいろあり、凄く引き込まれました。なぜかというと、他の人のカウンセリング内容が自分にも大なり小なり当てはまったからです。僕と同じ悩みを相談している人の話がたくさん出てきました。

グループカウンセリングの場にいさせてもらって横で聞かせて貰っている感じで、物凄くお得感を感じました。この本を何度も読み返せば著者のグループカウンセリングに行かなくても悩みや困難が解決してしまいそうに感じました。出し惜しみなく核心部分までこの本に詰め込んでくれた著者は大変太っ腹だと感じました。

 

悩んでカウンセリングに来た人の相談なので、基本的には、重い意識・思考が重い現実を引き寄せた事例ばかりでした。軽い意識・思考が軽い現実を引き寄せた事例も知りたかったのですが、そういう人は悩む事もないのでカウンセリングにも来ないからそういった事例はなかなか集められないのかなと思いました。