保健所でママとパパの育児準備教室に参加しました。
パパとママの(出産・育児等の)準備教室に保健所まで行ってきました。
事前にマスク着用義務の話は来ていませんでしたが、僕とかなさん以外全員がマスクをしていたので、びっくりしてしまいました。宗教並の統一感を感じてしまいました。
パパとママの準備教室でしたが、主にパパの教育に焦点が当てられていました。
ママは普段から保健所でいろいろ学べたり相談していますが、パパが保健所に行くのはこれが最初で最後なのかもしれません。
最初にDVDを見ました。主な内容は何人かの先輩パパのインタビューでした。パパになる自覚を促す内容が多かったと思います。
どうしても子育てのメインはママになりがちですから、ママが一人で抱え込んでストレスを溜め込まないように、パパはママの話をよく聞いていく事が必要なんだなと思いました。
沐浴実習もありました。重さ3キロの人形をたらいで洗う真似事をしました。
人形でオムツの取り換えや着替えの練習もしました。
オムツの取り換えも一日10回もしなければならないと聞いて少し憂鬱になりました。
今日の実習で、赤ちゃんというのはある意味、要介護者だなと思いました。オムツの取り換え、入浴介護、食事介護… 子育ては本当に大変そうだなと気が滅入りそうになりました。
大変な子育てはかなさんにできるだけ任せて、僕は主に家事のサポート役に回ろうかなとか思いました。
これだけ子育てが大変なら虐待したくなって当然だし、鬱病になる可能性もあるし、虐待する親や育児放棄する人を責める事はできないと思いました。
産まないという選択をした人は賢いと思うし、子供が生まれる事は本当にめでたい事なんだろうかと思ってしまいました。(むしろ茨の道…)
育児初心者がたった一人で育児という重労働を抱え込まざるを得ないような社会構造が母親を追い詰め、子供を産みたくない大人、子供を育てたくない大人を量産していると思います。
やっぱり僕は、たくさんの大人がたくさんの子供をみんなで育てて行くような社会の方がいいなと思いました。血縁や家族で子育てを分断するのではなく、血縁があるか、家族であるか関係なく、誰の子供であろうと大切にし、大切にされる社会の方がいいなと思います。