我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

妊娠

実は、かなさんが妊娠6か月になりました。

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だんだんお腹が大きくなってきました。  (出典:いらすとや)

出産は4月下旬の予定です。

今までは流産等の可能性も考慮してブログでは公開していませんでした。

一時期はつわりが酷く、吐き気と食欲不振などで大変したが、今はだいぶ安定してきたと思います。

男の子らしいです。

僕は女の子が良かったのでちょっと残念でした。男の子はうるさいし暴れるので子育てが大変だと思いました。それに女の子の方が普通に可愛いですし。

でもかなさんは男の子が良かったらしいので、かなさんの希望が叶って良かったなと思っています。

身近な人に妊娠の事を伝えると皆一様におめでとう!と言ってくれます。

しかし、僕は今生活保護を受けていますし、安定した収入の目途は立っていません。

それなのになんで子供なんて作ったんだ!と思われるかもしれません。

僕もやはり、子供を作る前に一人前に給料を稼げるようになる方が先だと考えて生きてきました。

しかし、一人前に給料を稼げるように頑張ってきましたが、そうなる前に45歳になってしまいました。

本当に一人前にお金を稼げるようになるのを待っていたらいつになるか分からないし、多分そうはならないような気がしていました。

働かざる者食うべからずという思想が日本全国を覆っているので、それを覆したいという思いも少しありました。働いてない人間は食べてはいけないし、子作りなんて以ての外だという道徳を破壊したいという思いもありました。

でもそういう僕も本音では奥さんや子供に豊かな生活をさせてあげたい気持ちもあります。

その自己矛盾と葛藤に悩み苦しんできました。その苦悩が解決できなくて宗教に嵌ったと言うのもあります…

働けない男は恋愛する資格もないし、結婚する資格もないし、子供を持つ資格もないし、セックスする資格もないと思っていました。

資格がないと言うよりも、恋愛するための交通費やデート代すらない貧困状態でしたから、資格の問題というよりも経済的にやりようがない状態でした。

しかし、今のままでもいいと言ってくれる女性が現れた結果、このような状況になりました。

かなさんは子供が欲しかったようですが、僕は実は子供がどうしても欲しかったわけではありません。

今の日本の状況で子供が生まれてきても、その子供が幸せになれるとは思っていなかったからです。

それに、子育ての大変さは多くの人から聞いてきました。

子供を育てるお金もありません。

オムツの取り換えも臭いし汚いしやりたくありません。

じゃぁ、なんで子供なんて妊娠させたんだよ!と思われるかもしれませんね。

一番大きかったのはかなさんが子供を望んでくれたこと。

僕が働けない男なのにそれでもいいと言ってくれたこと。

僕自身はかなさんとセックスしたかったこと。

まだ入籍もしていないし、結婚もしていません。

同棲しています。

お役所的表現で言えば、事実婚という状態です。

なんで僕がここまで経済的に無責任な子作りをしたのかというと、経済的にどうしても子供を育てられなくなったら、孤児院や乳児院児童養護施設などに預ける事も考えたからです。

子育て初心者の僕が子育てするよりも、ベテラン揃いの児童養護施設の職員さんの方がはるかに上手くやってくれるように思います。

つまり、子供を「捨てる」のではなく、「預ける」という形です。

なぜ自分で育てない事も検討したのかと言うと、僕自身が毒親になる可能性を秘めているからです。

僕自身が毒親に育てられたアダルトチルドレンであり、だいぶ癒してきたものの、まだ完全にはインナーチャイルドは癒えていないと思います。

インナーチャイルドが癒えてないアダルトチルドレン毒親になる可能性大であるという事を学んできました。それでは親にとっても子供にとっても不幸の再生産にしかなりません。

だから僕自身、子供が生まれるまでに何とか自分のインナーチャイルドを癒し、毒親になり得る芽を摘んでおかなければと思っています。

僕は子供はあまり好きではないので、子育てはかなさんに頑張ってもらい、僕は家事などの面でかなさんをサポートしていこうと思っています。

子供に暴力は振るわず、怒鳴らず、虐待せず、暴行もせず、親の希望も押し付けず、子供の自由意志と人権をできるだけ尊重していこうと思っています。