我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

統一教会その10 これからの統一教会

これから統一教会はどうなっていくのでしょうか?

僕の予測を書いていきたいと思います。

結論から言うと衰退していくと思っています。

実際、今統一教会の新規の勧誘は伸びておらず、信者が高齢化しています。

一方で二世が親からの信仰を引き継がず、独立して生きて行く人も増えています。

統一教会が会員を大幅に増やしていた頃の重要な手段が、勧誘する過程での情報統制でした。

最初に正体を隠して勧誘する事が基本でしたが、今や裁判で正体を隠して勧誘する事が違法だとする判決が複数なされました。

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2001年頃から統一教会が敗訴になる判決が多く下されるようになりました。(出典:いらすとや)

また、洗脳が進むまで親や兄弟や友人には統一教会で学んでいる事は言わないように口止めされてきました。

しかし、それが功を奏するのはネットがなかった時代までです。今はネットとスマホ統一教会に関する情報を簡単に調べられる時代となりました。

また、伝道が伸びない大きな原因の1つは信者自身が度重なる献金とそのための借金及び生活の苦しさで疲弊し切っている事です。疲れた状態で義務感で勧誘しても外部の人を感化する事もできませんし、子供も親を見習いたくもなりません。

極め付けは、カリスマ創業者であった文鮮明さんが死去したことも大きいと思います。

その後、教団は妻が実権を握りましたが、三男派と四男七男連合派の三つに分かれ、教団の資産を巡って醜い争いを続けています。

真の愛を実践するどころか争いに明け暮れる教団の内輪揉めを見て、洗脳の浅い人から少しづつ真実に気付いていく人が増えて、離反者が増え続けています。

また、霊感商法裁判で敗訴続きという事もあり、霊感商法からの売上の減少が見込まれます。その結果、統一教会からの送金で経営してきた各種企業が軒並み倒産していく事が見込まれます。

今後、世界日報やワシントンタイムズなどが倒産し、それに伴って政界への影響力は大きく低下していく事が見込まれます。

まとめると、

1、正体を隠して伝道する事が裁判で違法だという判決が何度も下された。

2、親兄弟や友人に口止めしてもスマホの普及で情報統制ができなくなった。

3、度重なる献金が続き、信者自身が疲弊している。

4、恋愛禁止や結婚相手を自分で選べないなどの縛りが厳しく、二世が信仰を持ちたくなくなっている。

5、カリスマ創業者が死去し、求心力が低下した。

6、「統一」教会なのに教団が三つに分裂し、「家庭」連合なのに家族が争っている。

7、霊感商法裁判、青春を返せ訴訟などで敗訴が続いている。

8、信者数の減少で選挙当落への影響力がほぼなくなっている。

9、世界日報やワシントンタイムズの経営悪化、部数減、倒産が見込まれ、それに伴って政界への影響力もなくなっていく。

長くなりましたが統一教会シリーズもこれで一区切りつけていこうと思います。

政界との繋がりと言うと安倍総理との癒着がよく取り沙汰されていますが、内部にいた人間からすると彼はなかなかイベントにも来てくれなかったし、何度もお願いしてやっとこさ祝電をくれた位なので統一教会との関係を取り沙汰されて迷惑していると思います。政治家は政治をやる政治業者というよりも選挙業者なので、数多くの宗教団体に良い顔して組織票を固めたいだけだと思います。