我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

鶴見済さんとお会いする事ができました。

先日、「完全自殺マニュアル」や「0円で生きる」と言う本の著者の鶴見済(つるみわたる)さんとお会いする事ができました。

東大卒でベストセラー作家で僕の人生に大きな影響を与えた「完全自殺マニュアル」の著者で、最近書かれた「0円で生きる」という本も何か使える方法はないかと目を皿のようにして読み込みました。

そんな雲の上の存在とも言える鶴見さんとお会いできたのは、鶴見さんが主催している引き籠りやニートや週5日働けない系の人の集まりでした。引き籠りやニートだとただでさえ苦しいのに孤立してしまうので、横の繋がりを作れるようにという目的の元に始められ、今回で5回目になっていました。僕は知り合いの女性からこの会を教えてもらって知る事ができました。

僕は鶴見さんとお会いしたいという思いと、引き籠りやニートや働けない人ともお会いしたいと思って参加してみました。

僕は親子関係が悪いので引き籠りやニートにすらなれない、引き籠りやニートよりも階層の低い最下級の人間なので、引き籠りやニートの人の話を聴いてどうしたら引き籠りやニートになれるのか学びたいと思って参加しました。

僕は鶴見さんのお顔を見たことがなかったのでいきなり無礼な態度を取ってしまったのですが、それでも優しく接して下さり、気さくに話しかけて下さったり、優しくて温和で謙虚な素晴らしい方だと感じました。優しい・温和・謙虚・気さくと最近お会いしたマークボイルさんと人柄が凄く似ているなと感じました。初めてお会いしたのですがどこかで一度お会いした事があるようなどこかでお見かけした事があるような不思議な感覚でした。

完全自殺マニュアル… 懐かしいですね…

僕が苦悩のどん底にいた大学一年生の時、まだマスコミに取り上げられる前で全く有名になっていなかった時に僕は東京の八重洲ブックセンターで「初版で」買いました。

図書館に行っても自殺関係の本と言うと自殺者の統計とか動機とか学者が研究する為の本はありましたけど、マニュアルに関する本はありませんでした。

だからやむを得ず東京で一番大きな本屋に行って自殺用のマニュアルを探しました。

そして運良く見つけて買いました。

そして本の中で紹介されていたある薬を致死量買い込んで引き出しにしまい、二十歳の誕生日(1994年2月16日)までに苦悩が解決できなかったら、春休みの三月になるべく発見されにくい場所まで行って飲んで死ぬという計画を立てていました。(この頃の詳しい状況はブログの最初の方をご覧ください。結論から言うと、自殺は延期し、今もこうして生きています。)

話がかなり脱線してしまいましたが、鶴見さんのこのイベントは凄く楽しかったです。週5日まともに働いている人がほぼいなかったし、働けない事を誰も咎めたりからかったり馬鹿にしたりせず、誰も「甘ったれてる」と言う人もいなかったからです。でも本当の引き籠りやニートは参加費や電車賃も払えない場合が多いので僕は最下級とはいえ参加できただけでも恵まれていたと思いました。

参加者はみんな引き籠りやニートや普通に働けない人だったので、物凄く居心地が良く、来た人全員と友達になれそうだと感じました。僕は引き籠れる家がないので引き籠りではないけれど本質的には引き籠りニートな性格であり、それを隠して普通の人に合わせたり普通の人のように生きようとするのはもう懲り懲りだと思いました。

やっぱり勇気のない人がもっと気軽に自殺できるように自殺用手榴弾や自殺用拳銃がもっと安価に手軽に手に入るような社会だったら良かったのになと思いました。