我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

書評その79 新版 親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育 ラヒマ・ボールドウィン・ダンシー著

シュタイナー教育という教育方法があるらしい…、いい教育方法らしい…、という噂を聴き、「赤ちゃんから」というタイトルだったので読んでみることにしました。

しかし期待外れでした。

シュタイナー教育という物が一体どういったものなのかという根本的なことの説明は一切ありませんでした。シュタイナーがどこの国の人でどんな思想を持っていて、どんな生き方をしてどんな教育方法を編み出したのか、という内容は全く書いてありませんでした。

こういう場合はこうしたらいいのではないか、この年齢の時はこういうふうにしたらいいのではないか、という羅列のような話ばかりでした。

赤ちゃんからのシュタイナー教育と書いてあったので、赤ちゃん時代の教育を期待して読み始めたのですが、赤ちゃん時代の接し方に関するページはあっという間に終わり、すぐ次の年代の接し方に話が移ってしまっていました。

全部で240ページほどある本なのですが、90ページほど読んだところで最後まで読むのは止めることにしました。

シュタイナー教育を一通り学んだ人にとっては具体的な適用例を知ることができていいのかもしれませんが、僕にとっては全く役に立ちませんでした。