我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

山里亮太さんの結婚記者会見を見て思った事

山里亮太さんと蒼井優さんの結婚が世間を賑わせてから早くも1か月以上が経ちましたね。

山里さんは長い間モテなくて苦しい人生が続いていたようですから、僕としても大変喜ばしく思いながら結婚記者会見の動画を見させて頂きました。質問者や蒼井さんや山崎さんとの機知に富んだやりとりを聞きながらとても賢くて優しい人だなと思いました。

山里さんのウィキペディアに書いてありましたが、「モテたい」という動機で芸人の道を志したそうです。

しかし若い頃はずっとモテなかったそうですね。

それで「モテない」というキャラクターを確立してから少しずつモテるようになったそうですね。

モテない自分を受け入れ、ありのままの自分を受け入れる事ができたのでしょうか。

やっぱり「モテたい」「モテたい」と思ってしまうと、「モテたい状態」が実現してしまうのが宇宙の法則らしいです。

「モテたい状態」=「モテていない状態」なので、ずっとモテない状態が継続していたのかなと思いました。

山里さんは身長178センチ、関西大学卒、年収1億円、顔も悪くはなく、髪の毛もあり、会話が上手というモテそうな条件はたくさんあるにもかかわらずずっとモテなかったそうですね。

いくら条件が揃っていても、「モテたい」と思ってしまうと宇宙の強烈な力によってモテなくなってしまうんだなと思いました。

宇宙の法則って本当に残酷だなと思いました。

こういう厳然たる宇宙の法則を教えない家庭教育、学校教育というのは本当に片手落ちだなと思います。

最近よく思うのですが、山里さんは初婚で42歳。

モテた状態で独身貴族のような生活を満喫しながら42歳になったのなら構わないのですが、結婚したい、恋愛したい、モテたいと思いながらも42歳まで掛かってしまったとしたらとても可哀想だと思いました。

売れっ子にならなくても若いうちから恋愛も結婚もできるような社会であったらいいのになぁと思います。

競争に勝った勝者だけがお金や結婚を手に入れられる状態になっているのは、結局のところ、出産と子育てがリンクしているからだと思います。

「子供を産んだ人がその人のお金で育てなければならない」という鉄則があるから、42歳まで結婚できないとか、モテないとか恋愛できないという人が続出しているんだと思います。

山里さんだってもっと若い時から蒼井優さんと恋愛したかったのではないでしょうか。

「産んだら責任を持って育てろよ」という鉄則は外してもいいのではないでしょうか。

「結婚」という制度も本当に社会にとって合っているのか、人間にとって合っているのか非常に疑問に思っています。

山里さんにも蒼井さんにも幸せになって欲しいと思いますが、一方で、僕はこの二人が幸せになる陰で苦しんでいる人がいる事も事実だと思います。

人気女優の蒼井さんと結婚したかった人、恋愛したかった人はいっぱいいると思います。蒼井さんに告白して断られた人の事です。

でも蒼井さんには選んでもらえなかった。そういう人がいっぱいいると思います。

山里さんの幸せはそういうたくさんの人の不幸を意図せず生み出しているのは事実です。

魅力競争に敗れた弱者は涙を呑んで寂しく孤独に生きるしかないのです。

経済力、魅力、コミュニケーション能力、勇気、などなどそういった総合力による競争と弱肉強食の奪い合いの世界が恋愛と結婚の世界なのではないかと思うんです。

人間というのはライオンや猿などと同じく、いつまでも弱肉強食と競争をし続けなければならないのでしょうか。

モテない人の不幸の土台の上にモテる人の幸福が築かれるしか道はないのでしょうか。

僕はモテない側なので、競争を続けるのではなくて、どうしても共生の道を探りたいと思ってしまいます。

経済力も魅力もコミュニケーション能力も勇気もない人でも恋愛や結婚やセックスの楽しみや幸せを享受できる社会。そちらの方がいいと思いませんか?

僕はその鍵になるのが、出産と子育ての分離であり、その結果として生じてくる「多夫多妻社会」であり、もはや夫と妻という形も緩やかになってきた結果生じてくる「多男多女」社会であると思います。

競争に勝てた一部の人だけが幸せになれる社会ではなく、誰一人として寂しい思いをする事なく、誰一人として孤独にもならない、みんなで協力し合い助け合う調和の社会。そんな社会を目指していきたいと思います。

それは実現不可能な絵空事ではなく、パプアニューギニアなどで自然と共生している部族は今でもやっている事であり、日本でもそれに近い事は江戸時代や縄文時代には行われていたそうです。

他人を幸せにしようと思ったらまず自分が幸せでなければできないという話を聞いた事があります。

でも自分が幸せになるためには恋敵と競争し、恋敵に勝ち、恋敵を不幸にしなければならないんでしょうか。

でも僕なら恋敵と争うのではなく、恋敵とも幸せに共生できる道を探りたいと思います。今の所は。

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カワイイ蛙さん3人。でももしこの3人が男2人、女1人だったら…

 

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一人の女性にたくさんの男性が群がっている… これは共生なのか競争なのか…

最後の写真は兵庫県猪名川町のホームページから拝借させて頂きました。

http://www.town.inagawa.lg.jp/i/kurashi/seikatsu/kouhou/inagawachounoima/2013/6/1416456558183.html