我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

大学時代その18 新歓合宿を終えて。

※もう20年も前の事を断片的で不確かな記憶を思い出しながら書いているため、正確な記述ではないことをご了承下さい。
 
大輔(いやぁ…。それにしてもこの合宿での講義、凄い内容だった…。確か神の二性性相って言ってたっけ…。神って結局どんな存在なの?という事をこれほどまでに明確に説明しちゃうとはねぇ…。)
 
帰納法的な論証で神の性質について解明しちゃうとは…。こんなに論理的な説明にちゃんとこだわってる宗教というのはなかなかないよな…。少なくとも今まで調べてきたいろいろな宗教よりは凄く論理的だし、説明が良心的だよな…。ただ信じろと強要する宗教とは大違いだよ…。)
 
(神とは、「精神と物質の両方の性質を持つ中和的な存在」、「男性性と女性性を中和した中性的な存在」、「宇宙や地球に対しては精神的な男性格的な存在」)
 
(人生の目的まで論理的結論を出しちゃうとはねぇ…。人生の目的なんて一生掛けて考え、探究していく物かもと思ってたけど、ここまでスッキリと結論付けちゃうとは…。しかも論理的に、というのが凄い…。「人生の目的」=「人間が生まれて生きる目的」=「人間を作った神の目的」。鉛筆の目的は鉛筆自身が考えても分からない。鉛筆の目的は鉛筆を創造した存在に聞けば一発で分かる…。凄い発想、考え方だな…。)
 
堕落論という講義の内容も凄かった…。あの聖書の最初に出てくるアダムとエバと蛇の話まで解明しちゃうとは…。やっぱりあの話は例え話で、本当の内容があったとはね…。というか普通に考えて、人間と蛇が会話してる時点で何かの例え話だとは思っていたけど…。)
 
(歴史は繰り返すという話も凄かった…。と言うか現代にも関わる話だから衝撃度は一番大きかった…。まさかここまで歴史という物が年数までほぼ同じで、内容までほぼ同じで繰り返されていたなんて…。この歴史の同時性から推測していくと、アダムからアブラハムまでが2000年、アブラハムからイエスまでが2000年、そして、イエスからちょうど今2000年経ってる…。ということはアダムやアブラハムやイエスと同格の人物が今の時代に誕生してるっていう事か…。今の時代って凄いんだな…。イエスと同格の人物って一体誰なんだろう…。この講義の内容を考えた人物がイエスと同格の人物って言う事になるのかな…。それにしても、神とか霊界とかの話は嘘っぱちだったとしても、この歴史の同時性の話は否定できないな…。だって歴史的な事実だし…。イエスと同格の人物って一体誰なんだろう…。)
 
 
Iさん「いやぁ~!二日間、本当にお疲れ様でしたぁ!!」
 
大輔「いろいろお世話して下さってほんとにありがとうございました。」
 
Iさん「この合宿、参加してみてどうだった?」
 
大輔「凄くいろんな内容が学べてよかったです」
 
Iさん「どんなところが良かった?」
 
大輔「う~ん…。いろいろあり過ぎて…。全部…、いや、あの交流会でコントをやらされたのは凄く恥ずかしかったんですけど、講義はよかったです。」
 
Iさん「そっかぁ!交流会は恥ずかしさを乗り越えてよく頑張ったと思うよ!講義はどの辺が良かったの?」
 
大輔「そうですね…。全部ですけど…。神の創造目的の所とか、霊界の話とか、堕落論も歴史の同時性の所も…。やっぱりビデオセンターでビデオを見てるよりも分かりやすかったです。」
 
Iさん「そっかぁー!よかったぁ!!合宿参加できてよかったね!」
 
Iさん「これからの春休み、何か予定とかあるの?」
 
大輔「いや、特に…。バイト位ですかね…。あとは春休み中には自殺しようとは思ってるんですけどね…。」
 
Iさん「自殺!? …。…。どうして自殺したいの?」
 
大輔「いや、彼女作ろうと思っていろいろ頑張って来たんですけど、なかなかできないし、生きてても苦しいだけだなと思って…。別に一時的な感情の高ぶりで死のうと思ってるわけじゃないんです。生きてて得られるメリットとデメリットを比較して冷静に判断して、生きてても大してメリットがないと思ったんです。」
 
Iさん「自殺は良くないと思うよ…。それで、ちょっと話は変わるんだけどね。今回の2日間の合宿はサークル紹介合宿という感じで、内容も分かりにくい所もあったと思うんだけど、もっと詳しく学べる6日間の合宿が春休みにあるんだよね…」
 
大輔「ほんとですか!それ凄く行きたいです!もっと詳しく学んでみたいです!それっていくらなんですか?」
 
Iさん「宿泊費込みで25000円。サークルの先輩が送迎の車を出してくれるから交通費は掛からないよ。」
 
大輔「分かりました。参加します。あとでまたバイト先に電話して休ませてもらうようにします。」