大学時代その１５ 神の存在の証明

※もう２０年も前の事を断片的で不確かな記憶を思い出しながら書いているため、正確な記述ではないことをご了承下さい。

大輔（いやぁ～…。やっぱり宗教やってる人たちっていうのは人当りが良いというか、物腰が柔らかいというか、優しいというか…。普通の人よりも話しやすいよな…。俺ってやっぱり普通の人よりも何か宗教をやってる人の方が合う気がする…。）

（それにしても、ここのビデオは凄く面白いな…。いろいろなことがビデオで学べる…。特に神の存在を論証しちゃってるところが凄かった…。神の存在なんて証明のしようがないと思っていたけど…。あのビデオでの説明は凄かった…。）　

（エントロピー増大の法則かぁ…。そんな法則の名前は初めて知ったけど…。確かに、砂漠に自転車を置いておけば、数万年もすれば風化して壊れていく…。さらに数千万年経てば次第に鉄屑になり、砂になっていく…。）

（逆に、砂漠に鉄とゴムを置いておくと、数万年、数千万年経っても自転車の形に組み上がっていく事はないよな…。なるほどなるほど…。もしも、砂漠に鉄とゴムを置いておいて、それが自転車という形に組み上がっていくには、何らかの外力が必要であって、それが神っていう訳だな…。なるほどなるほど…。そう考えていくと、神っていう存在はいると認めざるを得ないよな…。）

（宇宙にただいろいろな物質があったとしても、それが集まって植物や動物に組み上がってくには、何らかの外力が必要で、その外力が神っていうわけだな…。その神がこの宇宙の外側から働きかけてきたから植物や動物という形に組み上がっていった…。いやぁ…、それにしても上手い説明を考えたもんだ…。神を感じろとか、論理的に考えずに信じろとか言われると反発するけど、ここまで分かりやすく説明してくれると信じるも信じないもないよ…。理解したか理解できなかっただけで、信じる必要もなくなったな…。まさか本当に神が存在していたとは…。まさかここまで神を論理的に説明しちゃう宗教があるとは…。宗教というと非論理的なことを信じろと強要するもんだと思って来たけど…。ここのビデオは超面白い…。もっとたくさん続きが見たいな…。）