我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

坂爪圭吾さんにお会いしました!!

ついにお会いすることができました!
坂爪圭吾さんにお会いすることができました\(~o~)/

なんで坂爪圭吾さんにお会いしたいと思っていたのかと言うと…

ブログの内容が深くて凄過ぎて、一体この人は何者なんだ~!?!?!?
と思っていたからでした。
僕の知り合いに神と友になっている女性がいて、その人もかなり凄いのですが、
その人がFBで坂爪さんのブログをシェアしていたので、
それがきっかけで坂爪さんを知るようになりました。

やりたいことが分からなくて困っていた僕は、
この人にお会いして何かお話できたら、何らかのヒントを得て
僕の人生が好転するかもしれないと思ったのです。
(やりたいことは読書と読漫画と分かっているのですが、
それは仕事にならないので困っていたのです)

でも、僕は貧乏でお金もなく、美少女というわけでもなく、何も提供できないので、
お会いしたいと思いつつも、それを言い出す勇気がありませんでした。

でも、横浜にある「ごちゃまぜの家」というご自宅のような所にお戻りになるときであれば、みんなで一緒にお話するときに僕も混ぜて頂くことはご迷惑にはならないかもしれないと思って、メールさせて頂きました。

そしたらなんと!会津若松市に行くので、一緒に車で行きませんか?と誘って下さったのです!!!
僕は折角誘って頂いたにも関わらず、坂爪さんとお話するためだけにそんな遠くまで行くのかぁ…と思いつつ、この機会を逃したら次はいつになるか分からないと思ったので、思い切って一緒に行かせて頂きました。

坂爪さんとお話させて頂けるのに何もメリットを提供できないという良心の呵責があったのですが、運転で貢献できるので良心の呵責が少し減るのはありがたいと思ったのです。(結局、僕が途中で眠くなり、坂爪さんが運転して下さいました(>_<))

数人で行くと思っていたら、一緒に行くのは僕だけということになり、なんと!車中で1対1という環境でお話できることになってしまいました!!!

これはなんてラッキーなんだ…。

(よし、この際、僕がこれからどんな仕事をして、どういうふうに生きていけばいいか、質問しまくろう…そして、坂爪さんが僕にアドバイスしやすいように、僕に関する情報をたくさん提供して、判断しやすいようにしよう…)と思って、僕の悩みをひたすらしゃべり続けてしまったのです(>_<)

そのときの僕は、坂爪さんの気持ちは全く考えていませんでした。

とにかく、自分の悩み、苦しみを解決したい、そのために僕の現状を坂爪さんに正確に伝えるんだ!!という感じで機関銃のように喋りまくっていました。

一通り話した感じになった後、坂爪さんは
「内海さんは○○ということについて考えたことはありますか?」
というような感じのことを聴かれました(正確な言葉は忘れてしまいました…^_^;)

坂爪さんが突いてきたところは、凄く深い、僕の心の奥底にあったことで、
自分でも気付かない内に、無意識の内にやってしまっていた事でした。

それは…

僕は人に貢献したいという思いがなかったこと
人の気持ちを深く考えてこなかったこと
人の気持ちに関心を持ってこなかったこと
自分の欲望や利益のために人を利用しようと無意識の内にやっていたこと

でした。

(嗚呼…!! あぁ…。 そうだったのかぁ…。。。そうだった…。自分は考えてこなかった…。だからこんなにも人生が上手く行かなかったんだ…。だからこんなにも人から好かれず、周りから人が去って行ったんだ…
なるほど…。 なるほど…。。。 なるほどおぉ…!!!
だからこんなにも人生が苦しかったのか…もしれない。)

「内海さんは自分でチビとか貧乏とか言ってますけど…。本当はそれを武器にしているし、盾にもしているような気がします…」

(あぁ…。そうだ…。あぁ…ほんとにそうだ…。まさかそうだったとは…。)

(俺はチビ、デブ、禿げ、貧乏、内向的、だからモテない、嫌われる、と思って来た。
でも、それだけが原因じゃなかったんだ…。今はチビ、デブ、禿げ、貧乏、内向的と五重苦だけど、痩せてて髪やお金や仕事があった時もあった。でもその時も人から嫌われてた、避けられてたよな…。俺よりもっと過酷な障碍があるのにモテモテで不倫しまくっている人もいる…。確かに俺はイケメンじゃない、背も低い、お金はいつもカツカツ…。だけどもし…、もしも、自分が相手の気持ちを深く考えていたら…、もしももっと人の気持ちに関心を持っていたら…、もしも自分の欲望や利益を度外視して相手への貢献を考えて、やっていたら…、今とは違った状況になっていたのかもしれない…。今よりはもっとましな状況になっていたのかもしれない…。だからこんなにもモテなかったのか…。だからこんなにも女性から避けられていたのか…)

「…本当にそうですね…。僕の今までの40年は本当に意味なかったんだな、って思いました…」

本当はどんな仕事をして生きていくべきかを相談しようと思っていたのですが、
それよりももっと根幹の深い話になってしまい、また、直面した現実の重さに打ちひしがれ、仕事の話はできなくなってしまいました。

 

翌日は、坂爪さんが会津若松に来た目的であったお話会に参加させて頂きました。

そこには、坂爪さんのブログ読者の方や、お祭りのスタッフをやっていた人など、いろいろな人が来ていました。

その中の一人の女性が、今凄く苦しみや不安や恐怖で悩んでいるけど、なぜなのか分からない、言葉で言い表せないというようなことを、涙を流して訴えていらっしゃいました。

そしたら、その隣にいた女性が間髪を入れずに、そういうときはこうしたらいい、私はこうしているというようなアドバイスのようなことを伝えていました。その結果、坂爪さんが言葉を挟めない状況となり、坂爪さんがどのようにその悩みを解決させるのかを見たかった僕としては少し残念な結果となりました。涙で訴えていた女性はまだその悩みは解決されていないのではないかと思ってしまいました。
この状況を見て、僕が1対1で話せたというのがどれだけ恵まれていたのかを感じてしまいました。


今振り返ってみると、圭吾さんは僕から何のメリットも受け取れていない、圭吾さんはなんで他人である僕にこんなにも愛情を掛けて下さったのだろうか…。
本当に不思議な人だ…。

坂爪圭吾さんは何を目指し、どこに向かうのだろう…。

働こうと思えば働ける人だと感じました。
能力から言っても、出世できる人だとも感じました。
大金も稼げる人です。

それをあえてせず、家を持たず、働かない生き方。

僕は「アミ 小さな宇宙人」三部作を読んで、
宇宙にある他の惑星の進んだ文明のあり方を知りました。

そういう文明のあり方に凄く憧れました。

でも、そこには程遠い、今の日本、今の世界。

そこに向けて、正直、自分は何ができるのか、どうしたらいいのか、
さっぱり分かりませんでした。

「所有」から「共有」へ。
「取引」から「提供」へ。
「分断」から「家族」へ。
「家族」から「釈放」へ。

そういうふうな社会に向けて、坂爪圭吾さんは錐の穴のような風穴を開けていこうとされているのかなぁ…と思いました。

翌朝、風のようにあっという間にスタスタと歩いて出発して行ってしまいました…。