我慢をやめる生き方へ

我慢することをやめ、やりたくないことはやらない生き方を貫いていきたいと思います。

鬱罪惰リスケ第1話 働きたくない!

鬱罪惰リスケ(ふー…。働きたくないなぁ…。働くことは俺にとって辛すぎるよ…。無理して働いてもどうせ上司か同僚の誰かに苛めらるに決まってるし…。でもお金もないし…。大屋さんに迷惑かけるわけにはいかないから働かないと…。でも苦しいなぁ…。せっかくハロワに通って応募しまくってんのに書類選考で落ちまくってるし…。まぁ…、俺の経歴じゃそりゃ落とすよな…。俺の人生ほんと詰んでるよな…。ほんとに名前通りになってきたよ…。うっ詰み…。なんてな…。そうだ、こういうときは銀玉先輩に相談してみようかな…)

鬱罪惰リスケ「銀玉さん、ちょっと相談したいことがあるんですけど、お時間って少しありますか…」

銀玉愛男「何?なんか悩んでんの?」

鬱罪惰リスケ「はい…。実は…。」

銀玉愛男「何?なんやねん。はよいいや。」

鬱罪惰リスケ「…。僕、本当は働きたくないんです…。」

銀玉愛男「…。誰でもそうやで。でも働かな食うてかれへんやん。もうしゃーないやん」

鬱罪惰リスケ「やりたくないことを1日8時間、週5日もやることがもうほんとにうんざりなんです。やりたい仕事が見つからないんですよ。やりたくて好きな仕事だったら僕1日10時間で週6日でもやれると思うんですけど…。やりたくない仕事をやらないといけないなんてほんと奴隷みたいに感じてしまうんです…。」

銀玉愛男「奴隷ねぇ…。やりたくないことだからこそ金になんねんで? 奴隷ゆうてもやな、上級奴隷、中級奴隷、下級奴隷って分かれてんの、知ってる? 惰リスケもプライド捨てや。もうしゃーないやん。中級奴隷になるのは諦めてやな、下級奴隷に応募するしかないやん。俺、結構知り合いに上級奴隷おんねん。でも結構、しんどそうやで。結構、ストレス抱えてて、鬱とかになってるやつ多いでぇ~。上級奴隷は給料ごっついもらってるけど、結構使っちゃって借金あるやつもおるし。」

鬱罪惰リスケ(そっかぁ…。上級奴隷になれば給料たくさんもらって幸せになれるのかと思ってたけど、なんか銀玉先輩はそれなりに幸せそうだし、俺も上級奴隷や中級奴隷になるのは諦めて、下級奴隷にも応募してみようかな…)

鬱罪惰リスケ「銀玉さん、いろいろありがとうございました。僕、下級奴隷にも広げて考えてみることにしまう」

銀玉愛男「頑張りやー」

つづく…